特許
J-GLOBAL ID:200903087015949604

車室内騒音低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-299779
公開番号(公開出願番号):特開平9-146558
出願日: 1995年11月17日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】入力信号の振幅の変動に対して、安定した消音性能を維持することができる車室内騒音低減装置を提供する。【解決手段】ロードノイズに関するプライマリソースPRF,PLF,PRR,PLRは、適応フィルタ11e〜11tでフィルタ係数と畳み込み積和しスピーカ14a〜14dから騒音に対する相殺音として出力し、騒音低減状態をマイクチャンネル15a〜15dで検出しエラー信号としてLMS演算回路13e〜13tに入力する。プライマリソースPRF,PLF,PRR,PLRは、補償回路12e〜12tで、係数と畳み込み積和しLMS演算回路13e〜13tに入力する。ステップサイズ設定部16はプライマリソース毎に、プライマリソースの振幅レベルが大きい場合は小さいステップサイズを、プライマリソースの振幅レベルが小さい場合は大きいステップサイズをLMS演算回路13e〜13tに設定する。
請求項(抜粋):
騒音源の騒音発生状態を検出し騒音源信号として処理する騒音源信号検出処理手段と、上記騒音源信号を適応フィルタにより騒音に対する相殺音の信号として合成するキャンセル信号合成手段と、上記騒音に対する相殺音の信号を相殺音として発生する音源と、受聴点における騒音低減状態を誤差信号として検出する誤差信号検出手段と、上記騒音源信号と上記誤差信号とに基づき上記適応フィルタのフィルタ係数の更新量を算出して上記フィルタ係数を更新するフィルタ係数更新手段と、上記フィルタ係数更新手段での上記フィルタ係数の更新率を上記騒音源信号の振幅レベルの大きさに応じて設定するフィルタ係数更新率設定手段とを備えたことを特徴とする車室内騒音低減装置。
IPC (4件):
G10K 11/178 ,  B60R 11/02 ,  F01N 1/00 ,  H03H 21/00
FI (4件):
G10K 11/16 H ,  B60R 11/02 B ,  F01N 1/00 A ,  H03H 21/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 能動型消音装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-046783   出願人:株式会社日立製作所
  • 車両用騒音制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-243835   出願人:マツダ株式会社
  • 能動型騒音制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-281821   出願人:日産自動車株式会社

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