特許
J-GLOBAL ID:200903087156715984

吸収式冷熱発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-100820
公開番号(公開出願番号):特開平9-089410
出願日: 1996年04月23日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【目的】 蒸発器で冷却する二次冷媒として相変化する流体を自然循環させる吸収式冷熱発生装置の冷房立上り時間の短縮。【構成】 濃溶液管8Aと吸収器5底部を結ぶ管路22Aに介装された溶液バイパス弁22の開度を、蒸発器温度センサ17で検出される蒸発器温度(冷媒分配器内の水冷媒温度)に基づいて、比例制御する。蒸発器温度が4°Cに低下したら溶液バイパス弁22を開き始めて2°Cで全開し、その間では(4-蒸発器温度)に比例した開度とする。【効果】 吸収器5底部への濃溶液のバイパスが、従来よりも蒸発器温度が高い段階で始まり、蒸発器温度の過大な降下が抑止され、凍結防止弁の作動が防がれるので、冷却能力の回復が速やかに行われ、冷房立上り時間が短縮される。
請求項(抜粋):
燃焼熱によって吸収溶液が加熱される高温再生器を備え、吸収器上部に濃溶液を導く濃溶液管と蒸発器に内装された冷媒分配器とが凍結防止弁を介して連通されるとともに、前記濃溶液管と吸収器底部が溶液バイパス弁を介して連通されており、負荷との間で循環する二次冷媒として相変化する流体を用いる吸収式冷熱発生装置において、前記溶液バイパス弁が蒸発器温度に応じて開度制御される開度調整可能な弁であることを特徴とする吸収式冷熱発生装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)

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