特許
J-GLOBAL ID:200903087247390859
熱分解ガスの洗浄方法並びにその装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
東山 喬彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-062153
公開番号(公開出願番号):特開2009-215479
出願日: 2008年03月12日
公開日(公表日): 2009年09月24日
要約:
【課題】 熱分解ガスと接触する洗浄液を、熱風炉で用いる液体燃料とすることにより、洗浄液のタール濃度の上昇を抑え、洗浄液の循環経路の閉塞を回避して稼働率を向上することのできる新規な熱分解ガスの洗浄方法並びにその装置の開発を技術課題とした。【解決手段】 樹脂系の産業廃棄物や石炭を熱分解して熱分解ガスGを得るガス化炉1と、ガス化炉1に熱風を供給するための熱風炉3と、熱分解ガスGと洗浄液Lとを接触させることにより、熱分解ガスG中に含まれるタールやダストDを除去するためのスクラバ装置5とを具えて構成された装置を用いた熱分解ガスの洗浄において、熱風炉3に供給する液体燃料の一部を洗浄液Lとして用いるとともに、洗浄後に熱風路3の燃料タンク57に戻すことを特徴として成り、熱分解ガスGと接触する洗浄液Lのタール濃度の著しい上昇を引き起こしてしまうことがなく、洗浄液Lの循環経路の閉塞を回避することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
樹脂系の産業廃棄物や石炭を熱分解して熱分解ガスを得るガス化炉と、このガス化炉に熱風を供給するための熱風炉と、前記熱分解ガスと洗浄液とを接触させることにより、熱分解ガス中に含まれるタールやダストを除去するためのスクラバ装置とを具えて構成された装置を用いた熱分解ガスの洗浄において、前記熱風炉に供給するために燃料タンクに備蓄された液体燃料の一部を前記洗浄液として用いるとともに、前記熱分解ガスを洗浄した後の洗浄液を燃料タンクに戻すことを特徴とする熱分解ガスの洗浄方法。
IPC (3件):
C10K 1/18
, C10J 3/00
, C10J 3/02
FI (3件):
C10K1/18
, C10J3/00 F
, C10J3/02 J
Fターム (7件):
4H060AA01
, 4H060BB02
, 4H060BB03
, 4H060BB23
, 4H060CC03
, 4H060DD23
, 4H060DD24
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (5件)
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