特許
J-GLOBAL ID:200903087256415180

トルクコンバータのスリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 後藤 政喜 ,  松田 嘉夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-302891
公開番号(公開出願番号):特開2004-138148
出願日: 2002年10月17日
公開日(公表日): 2004年05月13日
要約:
【課題】トルクコンバータの個体差または経時劣化などによる特性の変化があった場合にもオープン制御からフィードバック制御への切り替え直後の実スリップ回転数が目標スリップ回転数からずれない制御装置を提供する【解決手段】原動機からの動力を伝達するトルクコンバータに用いられ、該トルクコンバータの入出力要素間における実スリップ回転を前記トルクコンバータ内に設けたロックアップクラッチの締結により制御するスリップ制御装置において、スリップ制御開始当初はオープン制御によってロックアップ差圧を上昇させ、入力要素と出力要素との実回転数の差(実スリップ回転)が設定値以下になったらフィードバック制御に切り替え、フィードバック制御開始直後の目標スリップ回転に対する実スリップ回転の応答と予め設定した評価基準とによりオープン制御の終了回転設定値を評価し、フィードバック制御へ切り替える条件として設定した前記設定値を補正する。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
原動機からの動力を伝達するトルクコンバータの入出力要素間に配置したロックアップクラッチと、 ロックアップクラッチに対する供給油圧を調整してその締結状態を制御する油圧制御手段とを備え、 前記入出力要素間のスリップ回転をロックアップクラッチの締結状態に応じて制御するようにしたスリップ制御装置において、 ロックアップクラッチの締結制御開始に伴いロックアップ油圧を目標圧に向けて昇圧すべくオープン制御する手段と、 入力要素と出力要素との回転数差に相当するスリップ回転が設定値以下になったら目標スリップ回転と実スリップ回転との偏差に応じてロックアップ油圧をフィードバック制御する手段と、 前記フィードバック制御に移行直後の目標スリップ回転に対する実スリップ回転の応答評価に基づいて前記設定値を補正する手段とを備えたことを特徴とするトルクコンバータのスリップ制御装置。
IPC (1件):
F16H61/14
FI (1件):
F16H61/14 601J
Fターム (5件):
3J053CA03 ,  3J053CB14 ,  3J053DA08 ,  3J053DA12 ,  3J053EA02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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