特許
J-GLOBAL ID:200903087769624680

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 和保 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-270128
公開番号(公開出願番号):特開2000-094952
出願日: 1998年09月24日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】 外部コンデンサに寝込んだ冷媒及びオイルを効率よくサイクル内に取り込むことのできる車両用空調装置を提供する。【解決手段】 外部コンデンサの下流側と、コンプレッサの吸入側とを連通する冷媒回収通路を設けると共に、該冷媒回収通路にノーマルオープンの第3の弁を設け、除湿暖房起動初期において、所定時間冷房運転を実行した後、前記第3の弁を開とすることによって、外部コンデンサ内に滞留する冷媒及びオイルは、コンプレッサの吸引力によってサイクル内に取り入れられるので、外部コンデンサ内に寝込んだ冷媒を有効に使用することができ、除湿暖房モードに必要な冷媒量を確保することができる。
請求項(抜粋):
空調ダクト内に少なくとも送風機、エバポレータ、サブコンデンサ、外部熱源ヒータ、該外部熱源ヒータを通過する空気量を調節するダンパとを有すると共に、冷媒を圧縮するコンプレッサと、該コンプレッサの吐出側から、第1の弁、空調ダクト外に設けられたコンデンサ、リキッドタンク及び一方向弁を介して第1の膨張手段の吐出側まで連通する第1の通路部と、前記コンプレッサの吐出側から、第2の弁及び前記サブコンデンサを介して第2の膨張手段の吐出側まで連通する第2の通路部と、前記第1の膨張手段の吐出側と前記第2の膨張手段の吐出側とが接続された地点から前記エバポレータ及びアキュムレータを介してコンプレッサの吸入側まで連通する第3の通路部と、前記第1の通路部の外部コンデンサとリキッドタンクとの間及び第3の通路部のエバポレータとアキュムレータの間を連通し、第3の弁によって開閉されるバイパス通路部とによって構成される冷房サイクルを具備し、冷房運転時には、第1の弁を開いて第2の弁を閉じ、前記コンプレッサの吐出側からコンプレッサの吸入側まで前記第1の通路部及び前記第3の通路部を連通させて冷媒を循環させ、除湿暖房運転時には第1の弁を閉じて第2の弁を開き、前記コンプレッサの吐出側からコンプレッサの吸入側まで前記第2の通路部及び第3の通路部を連通させて冷媒を循環させると共に、前記外部熱源ヒータを駆動させる車両用空調装置において、前記外部コンデンサの下流側と前記コンプレッサの吸入側との間に、冷媒回収通路を設けると共に、該冷媒回収通路を開閉する第3の弁を設けたことを特徴とする車両用空調装置。
IPC (4件):
B60H 1/32 624 ,  B60H 1/22 ,  F25B 1/00 351 ,  F25B 29/00 411
FI (4件):
B60H 1/32 624 F ,  B60H 1/22 ,  F25B 1/00 351 N ,  F25B 29/00 411 E
引用特許:
審査官引用 (6件)
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