特許
J-GLOBAL ID:200903088004574923

コイル部品及びコイル部品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 羽鳥 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-129575
公開番号(公開出願番号):特開2003-022916
出願日: 2002年05月01日
公開日(公表日): 2003年01月24日
要約:
【要約】【目的】 絶縁被覆導線と板状電極端子との短時間で加熱、加圧のストレスが小さく信頼性の高い熱圧着工程を備えるコイル部品の製造方法及び信頼性の高いコイル部品を提供する。【構成】 U形フェライトコア25の端子取付け部に配設された板状電極端子29の上面の接合部に絶縁被覆導線の平角線12の端末がヒータチップ8にて加熱・加圧されることによって熱圧着する熱圧着工程の際に、板状電極端子29の接合部にあらかじめ設けられた突部31に加熱・加圧が集中するようにして絶縁被覆膜を破壊するとともに潰れを生じさせ、前記板状電極端子29の接合部の潰れが生じた部分と前記平角線12の端末の導電線材とが金属間結合Mされることで、短時間の小さな加熱、加圧で確実に熱圧着が行われ、コアや巻線のダメージが小さく、電極端子の酸化も抑制されるので、導電接合信頼性、実装信頼性の高いコイル部品ができる。
請求項(抜粋):
絶縁被覆導線が巻回又は巻装された巻芯部と、該巻芯部と一体又は別体に設けられた端子取付け部と、を備え上記巻芯部の中心軸を通る垂直断面形状がU-T形又はE-I形又はI-U形の2つのコアの組み合わせからなる磁性コアと、前記磁性コアの端子取付け部に磁性コア上面から基板実装面の底面に亙って嵌着又は接着剤で接着された板状電極端子と、を有し、前記絶縁被覆導線の端末が前記板状電極端子における実装面と反対面側に位置する上面の接合部に熱圧着により接合されてなるコイル部品において、前記板状電極端子の接合部の表面にあらかじめ裏面側からの型押し加工によって突部が設けられ、該突部に前記絶縁被覆導線の端末が熱圧着されることにより前記突部が潰れて元に戻りつつ塑性変形し、前記突部の潰れが生じた部分と前記絶縁被覆導線の端末の導電線材とが金属間結合されていることを特徴とするコイル部品。
IPC (4件):
H01F 27/28 ,  H01F 30/00 ,  H01F 37/00 ,  H01F 41/10
FI (7件):
H01F 27/28 A ,  H01F 27/28 L ,  H01F 37/00 C ,  H01F 37/00 F ,  H01F 41/10 C ,  H01F 31/00 F ,  H01F 31/00 C
Fターム (4件):
5E043AB02 ,  5E043EB05 ,  5E062FG03 ,  5E062FG11
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • コイル部品及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-222677   出願人:株式会社村田製作所
  • 特開昭59-063675
  • 表面実装型コイル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-190452   出願人:ティーディーケイ株式会社
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