特許
J-GLOBAL ID:200903088044262258

油圧式バルブタイミング調節システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-294115
公開番号(公開出願番号):特開平11-200903
出願日: 1998年10月15日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 アクチュエータのハウジング内周面に油圧室のスラッジが付着堆積してロータの動作に支障を来す恐れがあった。【解決手段】 エンジンM1の燃料カット時に、ロータを燃料カット時の位置から更に進角させるべく進角制御手段M13で流体供給手段M10を制御して、アクチュエータM9のハウジング内がロータでクリーニングされるように制御し、そのクリーニングモードの設定・実行をクリーニング条件判定手段M14で行うと共に、エンジンの運転状態に応じて流体供給手段M10を通常制御モードとクリーニングモードとに切換手段M15で切り換え制御する。
請求項(抜粋):
エンジンの回転に同期して所定のタイミングで駆動され、燃焼室に通じる吸気通路及び排気通路をそれぞれ開閉するための吸気バルブ及び排気バルブと、エンジンの運転状態を検出するための運転状態検出手段と、エンジンの運転状態に対する目標バルブタイミングを、前記運転状態検出手段の検出結果に基づいて算出する目標バルブタイミング算出手段と、ハウジング内のロータを進角方向もしくは遅角方向に駆動し、前記吸気バルブ及び前記排気バルブの少なくとも一方のバルブ開閉タイミングを変更するバルブタイミング可変用のアクチュエータと、前記ロータを駆動すべくアクチュエータに作動油を供給すると共にその流量調整が可能な流体供給手段と、前記吸気バルブ及び前記排気バルブの少なくとも一方の実バルブタイミングを検出する実バルブタイミング検出手段と、前記実バルブタイミングを前記目標バルブタイミングに変更するために、前記流体供給手段を制御することにより、前記アクチュエータを制御する実バルブタイミング制御手段とを備えたエンジンの油圧式バルブタイミング調節システムにおいて、前記燃焼室への燃料カット時に、前記ロータを燃料カット時の位置から更に進角させるべく前記流体供給手段を制御する進角制御手段と、エンジンの回転数及び負荷等の運転状態に対応して前記ロータの進角の要否を判定し、その判定結果が要のときに、前記ロータを進角させて前記ハウジング内をクリーニングするクリーニングモードを設定・実行させるためのクリーニング条件判定手段と、前記運転状態に応じて前記流体供給手段を通常制御モードとクリーニングモードとに切り換える切換手段とを備えて成ることを特徴とする油圧式バルブタイミング調節システム。
IPC (5件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F02D 41/04 320 ,  F02D 41/12 330 ,  F02D 45/00 335
FI (5件):
F02D 13/02 G ,  F01L 1/34 E ,  F02D 41/04 320 ,  F02D 41/12 330 J ,  F02D 45/00 335 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
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