特許
J-GLOBAL ID:200903088063717304

符号分割多元接続装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-127933
公開番号(公開出願番号):特開平7-336323
出願日: 1994年06月10日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】 送信機に複数個存在するCDMA装置の伝送誤り率を低減する。【構成】 送信側では、拡散コード発生部11の拡散コードを送信データ用に直交化するため、直交コード発生部12の直交コードをコード積生成部13にて乗算して拡散コードを生成する。拡散変調部14-1〜14-Kでは、コード積生成部13で生成された拡散コードを用い、複数の送信データを拡散する。各送信データは、加算部15で加算され、乗積変調部17で搬送波に乗せられ、無線伝送される。受信側では、ローパスフィルタ部24で搬送波成分のベースバンド信号が抽出される。拡散コード発生部25の拡散コードと直交コード発生部26の直交コードとは、コード積生成部27で乗算されて拡散コードが生成される。相関演算部28では、ベースバンド信号と拡散コードとの相関演算を行い、相関演算値を復調データとして出力する。
請求項(抜粋):
発信データを、この送信データより周波数帯域の広い拡散コードを用いて拡散し、これをベースバンドの送信信号として無線回路を介して送信する符号分割多元接続方法を用いた符号分割多元接続装置において、送信側には、送信局固有の拡散コードを作成したデータと、複数個存在する送信データ用に対応した数に相当する該送信局固有の拡散コードの長さの整数倍の直交コードを作成したデータとの乗算を行い、該複数個存在する送信データ用に対応した前記拡散コードを生成する拡散コード生成手段と、前記複数個存在する送信データ用に対応した拡散コードと複数個存在する前記送信データとの乗算をそれぞれ行ってベースバンド信号を生成するベースバンド信号生成手段と、前記ベースバンド信号と搬送波から無線周波数帯域の前記送信信号を生成して送信する送信信号生成手段とを備え、受信側には、受信した無線周波数帯域の受信信号からベースバンド帯域の受信データを作成する受信データ作成手段と、送信局固有の拡散コードを作成したデータと、複数個存在する送信データ用に対応した数に相当する該送信局固有の拡散コードの長さの整数倍の直交コードを作成したデータとの乗算を行い、該複数個存在する送信データ用に対応した拡散コードを生成し、該拡散コードと前記ベースバンド帯域の受信データとの乗算をそれぞれ行って、複数個存在する送信データの受信データ推定値として出力する演算手段とを備えた、ことを特徴とする符号分割多元接続装置。
引用特許:
審査官引用 (10件)
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