特許
J-GLOBAL ID:200903088131909217

廃液から有機水酸化物を回収するためのプロセス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 南條 博道
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-535831
公開番号(公開出願番号):特表2001-511698
出願日: 1998年02月09日
公開日(公表日): 2001年08月14日
要約:
【要約】有機水酸化物を、有機水酸化物と不純物とを含有する廃液から回収するためのプロセスであって、(A1a-A1b)、(A2)および(A3)のうちの1つ、(A1a)水酸化物を塩として沈殿させる工程、ならびに(A1b)塩を除去し、そして第2の溶液を形成する工程;(A2)いずれかの工程、(A2a1)廃液を、サイズ選択ディバイダーを備える少なくともアノードとカソード区画を有する第1のセルに仕込み、そして電流を通してディバイダーを介して不純物を移動させる工程;(A2a2)第2の溶液をセルから回収する工程;または(A2b1)オニウム塩と不純物とを含有する第1の溶液を形成する工程;(A2b2)溶液をサイズ選択性膜と加圧下で接触させ、不純物の量を低減させて第2の溶液を与える工程;(A3)廃液を金属イオン捕捉剤と(B)および(C)の前または後のいずれかにおいて接触させる工程;(B)(A1b)、(A2a2)または(A2b2)からの第2の溶液、あるいは(A3)からの廃液を、ディバイダーを備える少なくともカソードおよびアノードを有する第1のセルに仕込み、第1のセルから有機水酸化物を再生しかつ回収する工程;を包含するプロセスである。
請求項(抜粋):
有機水酸化物を、該有機水酸化物と不純物とを含有する廃液から回収するためのプロセスであって、 (A1a-A1b)、(A2)および(A3)の1つを行う工程、 (A1a)該廃液から該有機水酸化物を不溶性の塩として沈殿させる工程;および (A1b)該廃液から該塩を除去し、そして該塩を液体中に配置して第2の溶液を形成する工程; (A2)以下のいずれかの工程: (A2a1)該廃液を、少なくとも2つの区画、カソード、アノードおよびサイズ選択性ディバイダーを備える予備電気化学セルに仕込み、そして該予備電気化学セルに電流を通し、それにより不純物を該サイズ選択性ディバイダーを介して移動させる工程; (A2a2)有機イオンを含有する第2の溶液を該予備電気化学セルから回収する工程;または (A2b1)オニウム塩と不純物とを含有する第1の溶液を該廃液から形成する工程; (A2b2)加圧下で該第1の溶液をサイズ選択性膜と接触させる工程であって、該不純物の少なくとも一部が該サイズ選択性膜を通過し、それによりオニウム塩と量が減少した不純物とを含有する第2の溶液を提供する、工程; (A3)該廃液を金属イオン捕捉剤と接触させて金属イオン不純物を除去する工程であって、(A3)工程が以下の(B)工程および(C)工程の前または後に行われる、工程; (B)(A1b)からの該第2の溶液、(A2a2)または(A2b2)からの該第2の溶液、あるいは(A3)からの該廃液を、少なくとも2つの区画、カソード、アノードおよびディバイダーを備える第1の電気化学セルに仕込み、そして該第1の電気化学セルに電流を通し、それにより該有機水酸化物を再生させる工程;および (C)該有機水酸化物を該第1のセルから回収する工程; を包含する、プロセス。
IPC (6件):
C02F 1/469 ,  B01D 61/44 500 ,  B01D 61/44 520 ,  C25B 1/00 ,  C25B 3/00 ,  C25B 15/08 304
FI (6件):
B01D 61/44 500 ,  B01D 61/44 520 ,  C25B 3/00 ,  C25B 15/08 304 ,  C02F 1/46 103 ,  C25B 1/00 Z
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

前のページに戻る