特許
J-GLOBAL ID:200903088260900978
糖の製造方法、エタノールの製造方法及び乳酸の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
白崎 真二
, 阿部 綽勝
, 勝木 俊晴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-069303
公開番号(公開出願番号):特開2008-230983
出願日: 2007年03月16日
公開日(公表日): 2008年10月02日
要約:
【課題】本発明は、エネルギー効率に優れ、糖の収率が飛躍的に向上する糖の製造方法及びその糖を用いたエタノールの製造方法及び乳酸の製造方法を提供すること。【解決手段】ヘミセルロース及びリグニンを含む木質バイオマスから糖を得る糖の製造方法であって、木質バイオマスに過酸化水素水を加え木質バイオマス混合液とし、該木質バイオマス混合液を加熱することにより、木質バイオマスが軟化された軟化木質バイオマスとする軟化工程S1と、軟化木質バイオマスと過酸化水素水とを分離する分離工程S2と、軟化木質バイオマスに水を加え軟化木質バイオマス混合液とし、該軟化木質バイオマス混合液を加熱することにより、ヘミセルロースを水に溶解させると共に糖化させ、木質バイオマス糖液とする溶解工程S3と、木質バイオマス糖液から固形残渣を除去することにより糖水溶液を得る除去工程S4と、を備える糖の製造方法である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ヘミセルロース及びリグニンを含む木質バイオマスから糖を得る糖の製造方法であって、
前記木質バイオマスに過酸化水素水を加え木質バイオマス混合液とし、該木質バイオマス混合液を加熱することにより、前記木質バイオマスが軟化された軟化木質バイオマスとする軟化工程と、
前記軟化木質バイオマスと前記過酸化水素水とを分離する分離工程と、
前記軟化木質バイオマスに水を加え軟化木質バイオマス混合液とし、該軟化木質バイオマス混合液を加熱することにより、前記ヘミセルロースを前記水に溶解させると共に糖化させ、木質バイオマス糖液とする溶解工程と、
前記木質バイオマス糖液から固形残渣を除去することにより糖水溶液を得る除去工程と、
を備えることを特徴とする糖の製造方法。
IPC (4件):
C07H 3/02
, C12P 19/00
, C12P 7/10
, C12P 7/56
FI (4件):
C07H3/02
, C12P19/00
, C12P7/10
, C12P7/56
Fターム (16件):
4B064AC03
, 4B064AD33
, 4B064AF02
, 4B064AF03
, 4B064AF04
, 4B064CA02
, 4B064CA06
, 4B064CA21
, 4B064CB07
, 4B064CC08
, 4B064CD01
, 4B064CD21
, 4B064DA16
, 4C057AA06
, 4C057AA30
, 4C057BB02
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (1件)
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化学工学会第37会秋季大会講演要旨集, 20050905
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