特許
J-GLOBAL ID:200903088303750894

磁気検出素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 野▲崎▼ 照夫 ,  三輪 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-105988
公開番号(公開出願番号):特開2005-294453
出願日: 2004年03月31日
公開日(公表日): 2005年10月20日
要約:
【課題】 自己固定式の積層フェリ固定層を有する磁気検出素子において、積層フェリ固定層の非磁性材料層が形成された側と反対側に形成される非磁性膜の材質と、積層フェリ固定層を構成する強磁性層の材質を適切に選択することで、前記積層フェリ固定層の磁化を強固に固定することが出来る磁気検出素子を提供。【解決手段】 固定磁性層23の第1磁性層23aを非磁性金属層22の上に形成する。非磁性金属層22はX-Mn(ただしXは、Pt,Pd,Ir,Rh,Ru,Os,Ni,Feのいずれか1種または2種以上の元素である)合金からなるものである。第1磁性層23aは、CoとFeを主体とし、さらに希土類元素あるいは貴金属元素が添加されてなるものである。この積層構造によって第1磁性層23aの結晶構造に歪が生じ磁歪定数λを大きくでき、磁気弾性効果の大きな磁気検出素子を提供することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
固定磁性層とフリー磁性層が非磁性材料層を介して積層されている磁気検出素子において、 前記固定磁性層は、複数の磁性層が非磁性中間層を介して積層されたものであって、前記複数の磁性層のうち前記非磁性材料層から最も離れた位置に形成されている第1磁性層の前記非磁性材料層が設けられている側と反対側にX-Mn(ただしXは、Pt,Pd,Ir,Rh,Ru,Os,Ni,Feのいずれか1種または2種以上の元素である)合金からなる非磁性金属層が形成され、 前記第1磁性層はCoとFeとを主体とし、さらに希土類元素あるいは貴金属元素が添加されてなり、 前記非磁性金属層内の結晶と前記第1磁性層内の結晶の少なくとも一部は、エピタキシャルまたはヘテロエピタキシャルな状態であり、 前記固定磁性層の記録媒体との対向面側の端面が開放されていることを特徴とする磁気検出素子。
IPC (8件):
H01L43/08 ,  C22C5/04 ,  C22C22/00 ,  C22C38/00 ,  G11B5/39 ,  H01F10/16 ,  H01F10/32 ,  H01L43/10
FI (9件):
H01L43/08 Z ,  H01L43/08 M ,  C22C5/04 ,  C22C22/00 ,  C22C38/00 303Z ,  G11B5/39 ,  H01F10/16 ,  H01F10/32 ,  H01L43/10
Fターム (9件):
5D034BA04 ,  5D034BA05 ,  5D034BA12 ,  5D034CA08 ,  5E049AA01 ,  5E049AA04 ,  5E049BA16 ,  5E049CB02 ,  5E049DB12
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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