特許
J-GLOBAL ID:200903088634203095

X線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-175565
公開番号(公開出願番号):特開2001-346791
出願日: 2000年06月07日
公開日(公表日): 2001年12月18日
要約:
【要約】【課題】スライス方向に高空間分解能を有する3次元CT像の計測を高速に行なうことができるX線CT装置を実現すること。【解決手段】X線管1からのX線発生点Sを回転板7の回転軸Z方向の複数点Sa,Sbに配置すると共に、これら複数のX線発生点Sa,Sbのそれぞれに対してマルチスライスX線検出器6を対向配置する。X線管1及びX線検出器6は上記の配置関係を保って回転板7上に搭載されており、回転板7のZ軸周りの回転によって被検体9の周りを回転する。それと同時に被検体9を載せた寝台天板4と回転板7とをZ軸方向に相対移動させることにより、X線管1からのX線による被検体9の螺旋スキャンを行なう。【効果】個々のX線発生点に対するX線検出器の見込み角度を小さく保ったままでX線検出器のトータル段数を増加させることができるので、被検体の体軸方向に高い空間分解能を有する3次元CT画像計測を高速に行なうことが可能になり、その結果、3次元CT画像の画質が向上し、微少な濃度差や体積を持つ初期の癌等を早期に発見することが可能になる。
請求項(抜粋):
放射状にX線を発生するX線発生手段と、被検体内の複数のスライス面を透過した透過X線を同時に検出するX線検出手段と、前記X線発生手段及び前記X線検出手段を搭載する回転板と、前記回転板を前記被検体内を通る回転軸を中心として回転させる回転駆動手段と、前記被検体と前記回転板の回転面との相対位置を前記回転軸の方向で変化させる相対位置変化手段と、前記回転板の回転と前記相対位置の変化とを同期させる同期手段とを有し、前記X線発生手段は前記回転軸に平行な方向に略等しい間隔(間隔d)で配列された複数個(n個)のX線発生点を有してなり、mをnと互いに素の関係にある自然数又は1とし、d/m=Lとしたとき、前記同期手段は、前記相対位置の変化が前記回転板の1回転につき略一定値n・Lとなるように前記回転駆動手段による前記回転板の回転と前記相対位置変化手段による前記相対位置の変化とを同期させるものであることを特徴とするX線CT装置。
IPC (3件):
A61B 6/03 321 ,  A61B 6/03 323 ,  A61B 6/03 331
FI (3件):
A61B 6/03 321 Q ,  A61B 6/03 323 A ,  A61B 6/03 331
Fターム (12件):
4C093AA22 ,  4C093BA03 ,  4C093BA10 ,  4C093CA02 ,  4C093CA04 ,  4C093CA27 ,  4C093EA03 ,  4C093EA06 ,  4C093EB18 ,  4C093EC42 ,  4C093FA54 ,  4C093FF42
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • X線CT装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-077447   出願人:株式会社東芝
  • 特開平4-307036
  • 特開平4-231942
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