特許
J-GLOBAL ID:200903088804136584

光ファイバとその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-260332
公開番号(公開出願番号):特開2007-072251
出願日: 2005年09月08日
公開日(公表日): 2007年03月22日
要約:
【課題】 多数の空孔とキャピラリの空孔が潰れて形成されたロッド部分とが組み合わされた断面構造をもつ光ファイバを安定して高い歩留まりで製造可能な方法の提供。【解決手段】 空孔を残すキャピラリは封止した片端を一方の側に向け、空孔を潰すキャピラリは封止した片端を他方の側に向けて束ね、サポート管に詰め込み、サポート管を加熱し、サポート管の他方の側から管内を排気すると共に、一方の側から差圧調整用ガスを供給し、キャピラリの一部で母材を一体化し、管内空間を他方の側の空間Iと一方の側の空間IIとに分け、ヒートゾーンをキャピラリの他端側に向けて緩やかに移動させ、長手方向全長にわたり一体化を行って、多数の空孔とキャピラリの空孔が潰れて形成されたロッド部分とが組み合わされた断面構造をもつ母材を作製し、該母材をその空孔内圧力を制御しながら紡糸し、素線化して空孔を有する光ファイバを得る製造方法。【選択図】 図13
請求項(抜粋):
(1)キャピラリの片端を封止する工程、 (2)片端を封止した複数本のキャピラリ又は複数本のキャピラリと中実棒とを、空孔を残すキャピラリは封止した片端を一方の側に向け、空孔を潰すキャピラリは封止した片端を他方の側に向けて束ね、これらをサポート管に詰め込む工程、 (3)次いで、サポート管の前記一方の側に真空排気装置に接続されたコネクタを接続すると共に、前記他方の側に差圧調整用ガスの供給装置に接続されたコネクタを接続する工程、 (4)次いで、前記キャピラリの一端近傍部をヒータでキャピラリが軟化変形する温度まで加熱する工程、 (5)工程(4)の状態でサポート管の前記一方の側から真空排気装置で管内を排気すると共に、サポート管の前記他方の側から差圧調整用ガスを管内に供給し、キャピラリの一部で母材を一体化し、管内空間を前記一方の側の空間Iと前記他方の側の空間IIとに分ける工程、 (6)次いで、空間Iを減圧し、空間IIをほぼ大気圧となるように制御する工程、 (7)次いで、ヒートゾーンをキャピラリの長手方向に沿って緩やかに移動させ、キャピラリの全長にわたり一体化を行って、多数の空孔とキャピラリの空孔が潰れて形成されたロッド部分とが組み合わされた断面構造をもつ母材を作製する工程、 (8)次いで、前記母材をその空孔内圧力を制御しながら紡糸し、素線化して空孔を有する光ファイバを得る工程、 を含むことを特徴とする光ファイバの製造方法。
IPC (5件):
G02B 6/00 ,  C03B 37/012 ,  C03B 37/027 ,  C03B 37/028 ,  G02B 6/032
FI (5件):
G02B6/00 376Z ,  C03B37/012 B ,  C03B37/027 A ,  C03B37/028 ,  G02B6/20 Z
Fターム (12件):
2H050AB04Z ,  2H050AB05X ,  2H050AB07X ,  2H050AB08X ,  2H050AB18X ,  2H050AC62 ,  2H050AC64 ,  4G021AA01 ,  4G021BA14 ,  4G021BA15 ,  4G021HA01 ,  4G021HA05
引用特許:
出願人引用 (14件)
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審査官引用 (1件)

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