特許
J-GLOBAL ID:200903088928945545

単気筒エンジンの行程判別方法および行程判別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-156707
公開番号(公開出願番号):特開2008-309038
出願日: 2007年06月13日
公開日(公表日): 2008年12月25日
要約:
【課題】安価な装置であっても、4ストロークサイクル単気筒エンジンの始動時に素早く行程判別し、無駄な燃料噴射や無駄火を低減できること。【解決手段】本発明の単気筒エンジンの行程判別方法では、一つの磁気センサでAC発電機の回転子に設けたパルス歯なる突起を検出するので、装置が安価である。そして一サイクル二回転のうちで位相がどちらに属するか、排気行程に属する判定領域Aと圧縮行程に属する判定領域Bとで歯間時間を比較して、いずれがいずれかを判定する。条件が良ければ1回転半程度で行程の表裏を判別することができ、極めて早期に位相角を定位して無駄火などを防ぎ、速やかな始動を可能にする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
4ストロークサイクル単気筒エンジンのクランク軸に直結した回転子と、同エンジンに対して固定されたセンサとを用いる行程判別方法において、 一箇所の例外部分を除いてこの回転子の一周を等分する複数箇所に、それぞれ配設されたマーカが、この回転子の回転に伴って通過するのをこのセンサで検知し、 このセンサから得られた信号に基づいて、このクランク軸の回転角度を計測するとともに、同エンジンの状態が排気行程、吸気行程、圧縮行程および膨張行程の四行程うちどの行程にあるかを判別する行程判別を行い、 もってこのクランク軸の一サイクル二回転中での位相角を求めるに際し、 これらマーカのうち所定マーカと他の所定マーカとの間にある前記回転角度の区間をもって判定領域と定義すれば、前記位相角が一回転分だけ異なる表裏一対の判定領域(両判定領域と呼ぶ)ができるので、 これら両判定領域の間での回転所要時間の比較と、これら両判定領域の間でのパルス間隔変動量の比較とのうち、少なくとも一方を行うことによって前記行程判別を行うことを特徴とする、 単気筒エンジンの行程判別方法。
IPC (1件):
F02D 45/00
FI (5件):
F02D45/00 362S ,  F02D45/00 362E ,  F02D45/00 362D ,  F02D45/00 362Z ,  F02D45/00 314B
Fターム (14件):
3G384CA01 ,  3G384DA05 ,  3G384DA13 ,  3G384DA38 ,  3G384EC06 ,  3G384EC08 ,  3G384ED05 ,  3G384ED07 ,  3G384ED12 ,  3G384EE04 ,  3G384FA58Z ,  3G384FA59Z ,  3G384FA63Z ,  3G384FA64Z
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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