特許
J-GLOBAL ID:200903089142147919
光波長変換素子及びその製造方法並びにレーザユニット
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高野 明近
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-004319
公開番号(公開出願番号):特開平7-209680
出願日: 1994年01月20日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 導波路型SHG素子の外側に高効率化とクラッド保護のために新たに第3層を設け、SHG素子の発熱による劣化及び効率の低下を防ぐ。【構成】 コア1とクラッド2の2層からなるガラスファイバに第3層として金属薄膜3を設ける。コア1内に結合された基本波5は、屈折率の高いコア1内に閉じ込められて伝播し、コア1の非線形材料との相互作用により発生した第2高調波4は、コア1とクラッド2の相互の屈折率で決まるある角度でクラッド2の内部に放射される。放射された第2高調波は、クラッド2と金属薄膜3の界面にて全反射を繰り返しながら進行し、出射端面より散乱あるいは吸収等による減衰なく効率よく取り出される。これにより、クラッド層と空気層との界面の付着物や析出物による散乱や吸収による伝播損失を防ぐことができる。
請求項(抜粋):
レーザ光の波長を半分にする第2高調波発生素子において、中心部に第2高調波発生効率の高い物質で形成された第1層であるコアと、該コアの周辺に該コアより屈折率が低く、かつ第2高調波光の光透過性のよい物質で形成された第2層であるクラッド層と、該クラッド層の外側に第2高調波に対する反射率の高い物質で形成された第3層とが設けられていることを特徴とする光波長変換素子。
IPC (2件):
引用特許:
審査官引用 (5件)
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光波長変換素子
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-260662
出願人:住友電気工業株式会社
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特開平2-110436
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特開平4-134326
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