特許
J-GLOBAL ID:200903089380219715

燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-340874
公開番号(公開出願番号):特開平10-184496
出願日: 1996年12月20日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 燃料噴射弁の噴霧の均質性を向上させる。【解決手段】 ニードルバルブ12によって開閉される燃料噴射室16の内底面を半球状に形成し、その底面に噴射孔17を斜め方向に形成する。この噴射孔17に流入する燃料の該噴射孔17の軸方向の流速分布の偏りを抑制するために、噴射孔17の位置を、燃料噴射室16の底面中心に対して、噴射孔17の傾斜方向から燃料の旋回方向に90°回転させた方向にずらす。これは、燃料噴射室16の底面中心に噴射孔17を形成した場合、軸方向流速は、90°で最小となり、270°で最大となるためである。噴射孔17をずらす量は、燃料噴射室16の内周面と噴射孔17の入口部との接続部が段差状にならない範囲で設定する。更に、噴射孔17の入口部全周をR形状(円弧曲面状)に形成し、燃料噴射室16の内周面と噴射孔17の入口部とを連続する滑らかな曲面で結ぶ。
請求項(抜粋):
ニードルバルブを収納したバルブボディの先端部に、該ニードルバルブによって開閉される燃料噴射室を形成すると共に、該燃料噴射室の底部に斜め方向に噴射孔を形成し、前記ニードルバルブの開弁時に前記バルブボディ内に圧送されてくる燃料を前記燃料噴射室内に渦巻状に流入させて前記噴射孔から噴射する燃料噴射弁において、前記噴射孔に流入する燃料の該噴射孔の軸方向の流速分布の偏りを抑制する偏り抑制手段を備えていることを特徴とする燃料噴射弁。
IPC (3件):
F02M 61/18 310 ,  F02M 61/18 ,  F02M 61/18 320
FI (4件):
F02M 61/18 310 Z ,  F02M 61/18 310 A ,  F02M 61/18 310 B ,  F02M 61/18 320 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭60-261975
  • 特開昭55-098656
  • 燃料噴射弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-105853   出願人:日本電装株式会社
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