特許
J-GLOBAL ID:200903089445568623

放電加工の送り装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-351222
公開番号(公開出願番号):特開2002-192426
出願日: 1999年01月28日
公開日(公表日): 2002年07月10日
要約:
【要約】【課題】マシニングセンタや放電加工機などの工作機械の主軸やクイルの送り駆動手段としてリニアモータを使用することは知られていたが、特に電極ジャンプ作動のために高加速度駆動が要請される形彫放電加工機の加工ヘッドクイル装置において、リニアモータの高速で、高応答性及び高制御性が充分利用される状態に為されていなかった。【解決手段】加工ヘッドに鉛直方向移動自在に直線案内装置によって取り付けられ、小比重の軽量体により柱状に形成されたクイルと、該クイルの水平方向の背向する両側面の上方端側に取り付けられたヨーク鉄芯と励磁コイルとからなる一対の可動子と、加工ヘッドの相対向する内面に前記各可動子に対して微小間隙を介して相対向するように設けられた前記移動方向に永久磁石片を列設した磁石板固定子と、前記移動方向の可動子クイルの固定部加工ヘッドに対する移動位置を検出するように両者間に前記移動方向に沿って取付けられた位置検出装置とを備えて成る。
請求項(抜粋):
加工ヘッドを加工テーブルにほぼ鉛直方向に相対向するようにコラムに取り付けた構成の放電加工機において、前記コラムまたは加工ヘッドに前記対向方向に移動可能に取り付けられ、前記対向方向に延びる全体として柱状のクイルと、該クイルを前記対向方向に直線移動可能にコラムまたは加工ヘッドに取り付ける直線案内装置と、前記クイルの前記対向方向と直角な方向の互いに背向する側面とコラムまたは加工ヘッドによって形成される枠部対向内面との間に配置形成されるリニアモータであって、該リニアモータが、前記の相対向する両内面に前記移動方向に沿って所定個数列設された永久磁石片を有する磁石板固定子と、該磁石板固定子を設けた枠部両内面に微小間隙を介して相対向するように前記クイルの互いに背向する両側面の上方端側に取り付けられた一対のヨークと該ヨークに巻回して設けた励磁コイルを有する可動子とから成り、さらに下方先端に電極と被加工体の一方の取付手段を有する前記クイルの直線移動位置を検出するようにクイルとコラムまたは加工ヘッドに取り付けられた位置検出装置とを備えて成ることを特徴とする放電加工の送り装置。
IPC (2件):
B23H 1/00 ,  B23H 7/26
FI (2件):
B23H 1/00 B ,  B23H 7/26 C
Fターム (4件):
3C059AA01 ,  3C059AB01 ,  3C059CC03 ,  3C059DE04
引用特許:
審査官引用 (6件)
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