特許
J-GLOBAL ID:200903089637209104

コモンレール式燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 雅夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-265194
公開番号(公開出願番号):特開2001-082223
出願日: 1999年09月20日
公開日(公表日): 2001年03月27日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、燃料噴射に起因して降下したが脈動状態にあるコモンレール圧力の平均値を、燃料噴射後の正味のコモンレールの圧力として算出し、燃料噴射量を正確に求めるコモンレール式燃料噴射装置を提供する。【解決手段】 コモンレール圧力Prは、燃料噴射開始前圧力Pr0から燃料噴射に起因した油撃による脈動を開始する。コマンドパルスの開始時刻t0 からデータサンプリング期間Tdsに渡ってコモンレール圧力Prを検出し、その平均値Praveを算出する。平均値Praveは、燃料噴射に起因して降下した正味のコモンレール圧力Prの良い近似値と考えられる。燃料噴射量は、燃料噴射開始前圧力Pr0から平均値Praveまでの正味の降下量ΔPrに応じて求められるので、インジェクタの個体差等によるバラツキなしに正確に算出される。
請求項(抜粋):
圧送された燃料を蓄圧状態に貯留するコモンレール、エンジンの各気筒に対応して配設され且つ前記コモンレールから供給された燃料を噴射する複数のインジェクタ、前記エンジンの運転状態を検出する検出手段、前記コモンレールの圧力を検出する圧力センサ、及び前記検出手段からの検出信号に基づいて目標燃料噴射量を含む燃料噴射条件を求め、且つ前記圧力センサからの検出信号に基づいて前記各インジェクタからの燃料噴射に起因して降下する前記コモンレールの圧力降下量を算出し、前記圧力降下量に基づいて求められた実燃料噴射量と前記目標燃料噴射量との噴射量偏差に基づいて前記目標燃料噴射量を補正することにより燃料噴射量のフィードバック制御をするコントローラを具備し、前記コントローラは、前記燃料噴射に起因して降下する前の前記コモンレールの噴射前圧力と、前記燃料噴射に起因して降下した前記コモンレールの脈動圧力を平均した噴射後平均圧力との圧力偏差を前記圧力降下量として算出することから成るコモンレール式燃料噴射装置。
IPC (7件):
F02D 41/14 330 ,  F02D 41/04 380 ,  F02D 41/38 ,  F02D 41/40 ,  F02D 45/00 340 ,  F02M 37/08 ,  F02M 65/00 304
FI (7件):
F02D 41/14 330 A ,  F02D 41/04 380 P ,  F02D 41/38 B ,  F02D 41/40 G ,  F02D 45/00 340 C ,  F02M 37/08 A ,  F02M 65/00 304
Fターム (37件):
3G084AA01 ,  3G084BA13 ,  3G084BA14 ,  3G084DA02 ,  3G084DA21 ,  3G084DA22 ,  3G084DA39 ,  3G084EA04 ,  3G084EB12 ,  3G084EB17 ,  3G084EB25 ,  3G084FA00 ,  3G084FA13 ,  3G084FA33 ,  3G084FA38 ,  3G301HA02 ,  3G301HA06 ,  3G301JA02 ,  3G301JA15 ,  3G301JA17 ,  3G301JA37 ,  3G301KA21 ,  3G301LB06 ,  3G301MA23 ,  3G301NA01 ,  3G301NA05 ,  3G301NB03 ,  3G301ND01 ,  3G301ND21 ,  3G301NE17 ,  3G301NE19 ,  3G301PB03A ,  3G301PB03Z ,  3G301PB08A ,  3G301PB08Z ,  3G301PE01Z ,  3G301PE05Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
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