特許
J-GLOBAL ID:200903089673997089

超電導高周波加速空胴及び粒子加速器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-104497
公開番号(公開出願番号):特開2000-294399
出願日: 1999年04月12日
公開日(公表日): 2000年10月20日
要約:
【要約】【課題】超電導材料で構成された空胴本体周囲の冷却構造、特にヘリウム冷凍及び磁気シールドの構造を単純化し、比較的安価に提供する。【解決手段】超電導高周波加速空胴は、荷電粒子ビームBEを高周波電力により加速する空胴本体1、この内部にビームBEをそのビーム軸AXに入出力させるビームパイプ2a、2b、及び空胴本体1内に高周波電力を供給する入力カプラー4を収納した真空容器10と、この内部の空胴本体1周囲に配置され、その超電導状態を維持可能な極低温のヘリウムを溜めるヘリウム液溜槽11と、真空容器10内のヘリウム液溜槽11周囲に配置され、外部からの熱侵入を抑制する輻射熱シールド13と、真空容器10内のヘリウム液溜槽11周囲に配置され、空胴本体1内の磁場強度を低減する磁気シールド12とを備える。磁気シールド12は、互いに独立する第1及び第2の磁気シールド12a、12bで2重に構成され、第1の磁気シールド12aは真空容器10と一体に形成され、第2の磁気シールド12bはヘリウム液溜槽11近傍に位置する極低温部に配置される。
請求項(抜粋):
荷電粒子ビームを高周波電力により加速する空胴本体、この空胴本体内に前記荷電粒子ビームをそのビーム軸方向に入出力させるビームパイプ、及びこのビームパイプを介して前記空胴本体内に前記高周波電力を供給するカプラーを収納した真空容器と、前記真空容器内の前記空胴本体周囲に配置され前記空胴本体の超電導状態を維持可能に極低温の液体ヘリウムを溜めるヘリウム液溜槽と、前記真空容器内の前記ヘリウム液溜槽周囲に配置され前記真空容器外部からの熱侵入を抑制する輻射熱シールドと、前記真空容器内の前記ヘリウム液溜槽周囲に配置され前記空胴本体内の磁場強度を低減する磁気シールドとを備え、前記磁気シールドは、互いに独立した第1及び第2の磁気シールドで2重に構成され、前記第1の磁気シールドは前記真空容器と一体に形成され、前記第2の磁気シールドは前記ヘリウム液溜槽周囲近傍に配置されることを特徴する超電導高周波加速空胴。
Fターム (5件):
2G085AA03 ,  2G085AA13 ,  2G085BA04 ,  2G085BE02 ,  2G085BE07
引用特許:
審査官引用 (6件)
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