特許
J-GLOBAL ID:200903089769129401

内燃機関の可変バルブタイミング機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-085117
公開番号(公開出願番号):特開平9-324612
出願日: 1997年04月03日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】バルブタイミングの変更を規制する規制状態と、同バルブタイミングの変更を許容する解除状態とを選択可能な回動規制手段を備えた内燃機関の可変バルブタイミング機構であって、バルブタイミング変更中に同回動規制手段を確実に解除状態に保持することができる可変バルブタイミング機構を提供する。【解決手段】可変バルブタイミング機構10は、ロックピン20と同ピン20が係合するロック凹部145とを備える。ロックピン20がロック凹部145に係合するとバルブタイミングの変更が規制され、ロックピン20とロック凹部145との係合が解除されるとバルブタイミングが変更可能となる。ロックピン20は、遅角室102のオイル圧が常に作用する第1の受圧面25と、進角室101のオイル圧が常に作用する第2の受圧面26とを有する。ロックピン20は各受圧面25,26に作用するオイル圧により解除方向に付勢される。
請求項(抜粋):
内周面に少なくとも1つの凹部を有する第1回転体と、凹部を第1圧力室と第2圧力室とに区画する複数のベーンを有するとともに相対回動可能に第1回転体と組み合わせられる第2回転体と、第1回転体または第2回転体の一方を内燃機関の基準回転位相にて同期回転させる駆動軸と、第1回転体または第2回転体の他方と連動する被駆動軸と、被駆動軸によって開弁位置または閉弁位置に選択的に駆動されるバルブとを備え、第1圧力室及び第2圧力室に印加される圧力によって第1回転体と第2回転体とが相対回動させられ、内燃機関の基準回転位相に対する被駆動軸の回転位相が変更させられることによって被駆動軸により駆動されるバルブのバルブタイミングを変更する内燃機関の可変バルブタイミング機構において、前記第1回転体と前記第2回転体との相対回動を規制する規制状態と前記第1回転体と前記第2回転体との相対回動を許容する解除状態とを選択可能な相対回動規制手段を更に備え、同回動規制手段には、前記第1圧力室及び第2圧力室に印加される両圧力が、同回動規制手段を前記規制状態から前記解除状態に移行させるとともに同解除状態に保持するための規制解除用圧力として供給されることを特徴とする内燃機関の可変バルブタイミング機構。
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (1件)

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