特許
J-GLOBAL ID:200903089833680958

金属化フィルムコンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西森 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-117011
公開番号(公開出願番号):特開2009-267217
出願日: 2008年04月28日
公開日(公表日): 2009年11月12日
要約:
【課題】従来のようにコンデンサの損失特性や信頼性に影響を及ぼすヒューズ幅や蒸着電極膜抵抗の調整を行わなくてもヒューズ動作性の改善が可能な金属化フィルムコンデンサを提供する。【解決手段】絶縁スリット7から絶縁マージン4に向かう側には、所定面積の第1分割電極11が長手方向に配置し、絶縁スリット7から接続部5に向かう側には上記第1分割電極11よりも広い面積の第2分割電極12が長手方向に配置する。第2電極膜3Bは、第1電極膜3Aとは絶縁マージン4側と接続部5側とを互いに逆にして配置した構造であり、第1金属化フィルム1Aと第2金属化フィルム1Bとを重ね合わせて巻回、あるいは積層する。ヒューズ動作性を調節する場合には、ヒューズ部9の幅w、及びヒューズ部9の蒸着電極膜抵抗を一定に保持した状態において、第2分割電極12の長手方向の幅W及びそれに伴って、第1分割電極11の長手方向の幅を変更する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
誘電体フィルムの一方側に第1電極膜(3A)を、また誘電体フィルムの他方側に第2電極膜(3B)をそれぞれ配置してなり、上記第1電極膜(3A)は、容量を形成する有効電極部となる蒸着電極を有し、その長手方向に沿う一側部に絶縁マージン(4)を、また絶縁マージン(4)の反対側の他側部にメタリコン電極(10)が形成される接続部(5)を設けた構造であって、上記有効電極部のほぼ中央部に絶縁スリット(7)を長手方向に断続的に設けて絶縁スリット(7、7)間にヒューズ部(9)を形成し、上記絶縁スリット(7)から絶縁マージン(4)に向かう側には、所定面積の第1分割電極(11)を長手方向に配置し、上記絶縁スリット(7)から接続部(5)に向かう側には上記第1分割電極(11)よりも広い面積の第2分割電極(12)を長手方向に配置した構造であり、また、第2電極膜(3B)は、第1電極膜(3A)と略同一構造のものであって、絶縁マージン(4)側と接続部(5)側とを互いに逆にして配置した構造であり、一方の第1分割電極(11)と他方の第2分割電極(12)とが誘電体フィルムを介して対向するように構成したことを特徴とする金属化フィルムコンデンサ。
IPC (2件):
H01G 4/015 ,  H01G 4/18
FI (1件):
H01G4/24 321A
Fターム (8件):
5E082AB04 ,  5E082EE07 ,  5E082EE17 ,  5E082EE23 ,  5E082EE37 ,  5E082FF05 ,  5E082FG06 ,  5E082GG27
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
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