特許
J-GLOBAL ID:200903089913243338

列車検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 俊郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-371232
公開番号(公開出願番号):特開2007-168676
出願日: 2005年12月26日
公開日(公表日): 2007年07月05日
要約:
【課題】スペクトラム拡散変調した列車検知信号を受信部で確実に検出するとともに伝送効率を高める。【解決手段】受信器2aで生成しているPN符号を、受信した信号波のなかから送信器1aで送信された拡散符号の1周期ごとに出力信号を発生する整合フィルタ12の出力に応じて拡散復調部14に送り、受信波を送信器1aと同じPN符号を使用して拡散変調して、送信器1aから送られた列車検知信号を受信器2aで確実に検出するとともに、同期捕捉に要する時間を短縮して伝送効率を高める。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
各軌道回路の一方の境界に接続された送信器と他方の境界に接続された受信器とを有し、 前記送信器は情報処理部とクロック信号発生部と拡散符号発生部と拡散変調部及び送信部を有し、 前記情報処理部は隣接する軌道回路毎に異なる周波数の列車検知信号を生成し、前記クロック信号発生部はあらかじめ設定されている周波数のクロック信号を発生し、前記拡散符号発生部はクロック信号発生部で発生したクロック信号により隣接する軌道回路で異なる擬似雑音符号(以下、PN符号という)を生成し、前記拡散変調部は情報処理部から送られた列車検知信号と拡散符号発生部で生成したPN符号を乗算して拡散変調した信号波を発生し、前記送信部は拡散変調した信号波をレールに送り出し、 前記受信器は受信部とクロック信号発生部と整合フィルタと拡散符号発生部と拡散復調部とバンドパスフィルタ及び列車検知部を有し、前記受信部はレールに送られている信号波を受信し、前記クロック信号発生部は送信器のクロック信号発生部と同じ周波数のクロック信号を発生し、前記整合フィルタは受信波から送信器で送信されたPN符号の1周期ごとに出力信号を発生し、前記拡散符号発生部はクロック信号発生部で発生しているクロック信号により同じ軌道回路に接続されている送信器で発生するPN符号と同じPN符号を生成し、生成したPN符号を整合フィルタの出力信号に応じて前記拡散復調部に送り、前記拡散復調部は受信器で受信した受信波を拡散符号発生部で生成したPN符号により拡散変調し、前記バンドパスフィルタは同じ軌道回路に接続された送信器で生成する列車検知信号の周波数帯域の通過域を有し、拡散復調部で拡散された信号波から列車検知信号を抽出し、前記列車検知部はバンドパスフィルタで抽出した列車検知信号のレベルの変化により、各軌道回路に列車が在線したか否を検出することを特徴とする列車検知装置。
IPC (2件):
B61L 1/18 ,  H04B 1/707
FI (3件):
B61L1/18 H ,  B61L1/18 A ,  H04J13/00 D
Fターム (9件):
5H161AA01 ,  5H161BB03 ,  5H161CC14 ,  5H161DD04 ,  5H161DD21 ,  5K022EE02 ,  5K022EE21 ,  5K022EE31 ,  5K022EE33
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特許第3291607号公報
  • 列車検知装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-282450   出願人:日本信号株式会社
  • 列車検知装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-071672   出願人:三菱電機株式会社
審査官引用 (4件)
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