特許
J-GLOBAL ID:200903090331734718

直交周波数分割多重変調信号伝送方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-155397
公開番号(公開出願番号):特開平11-004209
出願日: 1997年06月12日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 搬送波の周波数間隔を越える周波数変動があっても、搬送波周波数のずれ量を正しく検出して同期に引き込むことができる直交周波数分割多重変調信号伝送方式を提供すること。【解決手段】 送信装置側には、CW挿入場所確保回路15と、CW挿入回路16を設け、1本の搬送波しか信号を持たない特殊なシンボルであるCWシンボルを一定の周期毎に挿入する。また、受信装置側には、CW抜き出し回路17と、調整回路10を設け、CWシンボルを抜き出し、離散フーリエ変換して得た複数の搬送波の複素ベクトル信号Zcw(n)の値を用い、ベースバンドのDFDM信号の搬送波周波数ずれΔFLを算出し、受信側局部発振器9の発振周波数frを制御するようにしたもの。【効果】 送信側と受信側の局部発振器として、その発振周波数の変動幅が搬送波周波数間隔を越る安価で小型の発振器を用いることが可能になる。そのため、伝送装置自身も安価で小型に構成できる。
請求項(抜粋):
互いに等しい周波数fs、或いは周波数fsの整数倍の周波数の間隔を有し、且つ互いに直交したNs本の搬送波を用いて情報符号を伝送する直交周波数分割多重変調信号伝送方式において、送信側では、時間間隔Tsyをシンボル周期としてディジタル変調した直交周波数分割多重変調信号のNfシンボル(Nfは2以上の正の整数)に1シンボルの割合で、Ns 本の搬送波の中の所定の1本の搬送波にしか信号成分を含まない信号からなる所定のシンボル(CWシンボル)を挿入し、受信側では、局部発振信号により周波数変換して得られるベースバンドの直交周波数分割多重変調信号に現れる搬送波周波数のずれ量ΔFLを、該信号に挿入されているCWシンボル信号を離散フーリエ変換して得た複数の搬送波の複素ベクトル信号Zcw(n)(nは分離した搬送波の番号)に基づいて算出し、この算出したずれ量ΔFLに基づいて前記局部発振信号の周波数を制御することにより、該ずれ量ΔFLが収斂して行く制御が得られるように構成したことを特徴とする直交周波数分割多重変調信号伝送方式。
IPC (2件):
H04J 11/00 ,  H04L 27/20
FI (2件):
H04J 11/00 Z ,  H04L 27/20 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
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