特許
J-GLOBAL ID:200903090461712236
遠心チップと遠心分離法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
小川 勝男
, 竹ノ内 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-349609
公開番号(公開出願番号):特開2006-158991
出願日: 2004年12月02日
公開日(公表日): 2006年06月22日
要約:
【課題】極微量の試料用液からの遠心分離による細胞や顆粒の分離を可能にする遠心チップと遠心分離方法を提供すること。【解決手段】回転軸を中心に回転する回転板に遠心分離用チップを取り付ける。遠心分離用チップは、基板上に比重の異なる複数の溶液を供給する流路と、これらの流路が集合して分離領域として機能するひとつの分離チャンバーと、前記分離チャンバーから分岐する複数の流路から形成されるものとする。すべての流路の入口と出口にリザーバを配し、前記流路に比重の異なる複数の溶液を供給するとともに、流路に接合するすべての入口のリザーバの回転軸からの距離が等しくかつ、及び前記分離チャンバーから分岐する複数の流路に接合する出口側のリザーバの液面がそれぞれ回転軸からの距離を等しくする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
回転板を回転させるモータと、
前記モータに回転させられる軸を中心に回転する回転板と、
前記回転板の面に取り付けられる遠心分離用チップと、
を備える遠心分離装置であって、
前記遠心分離用チップは比重の異なる複数の溶液を供給される流路と、
前記流路が集合するひとつの分離チャンバーと、
前記分離チャンバーから分岐する複数の流路と、
を備えるとともに、
前記分離チャンバーに溶液を供給する流路と、前記分離チャンバーから分岐する複数の流路の端部にはリザーバを備え、かつ、前記分離チャンバーに溶液を供給する流路に連なるリザーバに所定の比重の溶液を保持するとともに、リザーバの一つに被分離試料を入れる、
ことを特徴とする遠心分離装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B04B5/00 Z
, G01N37/00 101
Fターム (9件):
4D057AA03
, 4D057AB03
, 4D057AC01
, 4D057AD01
, 4D057AE02
, 4D057BA11
, 4D057BA13
, 4D057BC05
, 4D057BC11
引用特許: