特許
J-GLOBAL ID:200903090907157860

光学素子及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿仁屋 節雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-327755
公開番号(公開出願番号):特開平11-258401
出願日: 1998年11月18日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【課題】 光弾性定数が極めて小さなガラスからなる光学素子を確実に製造できる。【解決手段】 ガラスの光弾性定数には波長依存性があり、透過する光の波長を変えると光弾性定数が変化する。そこで、予め、使用波長におけるガラスの光弾性定数と屈折率とを、光ヘテロダイン法による測定方法で高精度に測定し、光弾性定数がゼロとなる屈折率nを求めておく。レンズ、フィルター等の光学素子を製造する際には、まず、所定の使用波長において光弾性定数が実質的にゼロとなる屈折率nよりも大きな屈折率のガラスと小さい屈折率のガラスを作製し、それらガラスを調合して溶解し、目標の屈折率nとほぼ等しいガラスを得る。次いで、得られたガラスに加工を施して光学素子を製造する。
請求項(抜粋):
ガラス組成として、SiO2を5〜28wt%、B2O3を0〜10wt%、Al2O3を0〜5wt%、Na2O+K2Oを0.3〜2.5wt%、PbOを69.5〜83.7wt%、As2O3+Sb2O3を0〜0.5wt%、ただし、SiO2+B2O3+Al2O3を16〜28wt%含有するガラスであり、0.24〜0.8μmのいずれかの波長に対する光弾性定数が、-1×10-1〜+1×10-1(nm/cm)/(kgf/cm2)であるガラスからなることを特徴とする光学素子。
IPC (4件):
G02B 1/00 ,  C03C 3/07 ,  C03C 3/072 ,  G01N 21/23
FI (4件):
G02B 1/00 ,  C03C 3/07 ,  C03C 3/072 ,  G01N 21/23
引用特許:
審査官引用 (8件)
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