特許
J-GLOBAL ID:200903091111516392

発光素子およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔵合 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-051251
公開番号(公開出願番号):特開平10-255696
出願日: 1997年03月06日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 低電力駆動および高精細表示の可能な表示素子を提供する。【解決手段】 基板1の表面に陰極となる電極2と0.1ミクン以下の粒径を有する微粒子3を付着して電子源を形成する。一方ガラス基板4の表面には陽極となる透明電極5と半導体の発光層6が形成されている。基板1または4のどちらかには、微小間隔または微小孔形状に形成されて数ミクロン以下の一定の厚さを有するスペーサ7が形成され、これを介して基板1と4が互いに対向して配置されている。スペーサ7で囲まれた空間は真空層8を形成している。陽極5に陰極2に対して正の電圧を印加すると電子が真空層8に放出される。真空中に放出された電子は高いポテンシャルエネルギーを有するために、半導体発光層6の伝導帯に効率よく注入され、陽極5から半導体発光層8の充満帯に注入された正孔と再結合することにより光10を発する。
請求項(抜粋):
基板表面に導電性の陰極層とさらにその表面に電界効果により真空中に電子を放出する複数の電子源がアレイ状に形成された陰極基板と、基板表面に導電性の陽極層とさらにその表面に発光層を含む薄膜層が形成された陽極基板と、前記陰極基板の陰極層側の表面または前記陽極基板の発光層側の表面に微小間隔または微小孔を有する形状に形成された数ミクロン以下の一定の厚さを有するスペーサとを備え、前記スペーサを介して陰極基板と陽極基板とを互いに対向して配置することにより、前記電子源と発光層の間に一定の厚さの真空層を形成したことを特徴とする発光素子。
IPC (2件):
H01J 31/12 ,  H01J 9/02
FI (2件):
H01J 31/12 C ,  H01J 9/02 B
引用特許:
審査官引用 (13件)
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