特許
J-GLOBAL ID:200903091224679212

多相電子オシレータ及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-022994
公開番号(公開出願番号):特開2007-208988
出願日: 2007年02月01日
公開日(公表日): 2007年08月16日
要約:
【課題】多相電子オシレータのノイズ特性及び電力消費特性を改善し、発振方向を動作中に反転可能にすること。【解決手段】多相オシレータは、複数のノードによりループ状に直列に結合された複数の遅延段を有する。ループは同数の割り当てノードを有する2つの同心状の遅延段をもたらすように折り畳まれる。第2の複数の負性抵抗素子が用意され、各素子は第1同心状リングのノードに結合される第1出力と、第2の同心状リングのノードに結合される第2出力とを有する。そのような出力の各々は、第1及び第2電圧レベル間で切り替わり、電圧レベル間の遷移の少なくとも一部の間に負性抵抗をそこに結合された信号に与える。素子の出力は逆の電圧レベルに切り替わる。この構成により高電圧パルスが遅延段のループに沿って伝搬し、低電圧パルスが遅れて伝搬する。パルスの伝搬方向を制御する回路も開示される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1の複数のノードにより互いに直列に結合された第1の複数の遅延段のループであって、遅延段の2つの同心状リングをもたらすように折り畳まれたループと、 複数の負性抵抗素子であって、各負性抵抗素子は、第1の同心状リング上のノードに結合された第1出力と、第2の同心状リング上のノードに結合された第2出力とを有し、各負性抵抗素子の各出力は、第1電圧レベル及び第2電圧レベルの間で切替可能であり且つ電圧レベル間の遷移の少なくとも一部の間に負性抵抗を出力に結合された信号に提供可能であり、前記第1及び第2電圧レベルは逆の定常状態点にあり、各負性抵抗素子は、その出力での電圧を逆の定常状態点に向けて動かすための且つ外部信号により一方の出力が状態を切り替えるように促される場合に他方の出力を逆の定常状態点に切り替えるためのバイアスを有するところの複数の負性抵抗素子と、 第2の複数のノードにより互いに直列に結合された第2の複数の遅延段の制御チェーンであって、第1端子及び第2端子を有する制御チェーンと、 複数の制御回路であって、各制御回路は前記制御チェーンのノードに結合された入力を有し、各制御回路は負性抵抗素子又はループのノードに少なくとも結合され且つ前記ループのノードにとっての抵抗が入力での信号に関連して修正されるところの複数の制御回路と、 を有する多相電子オシレータ。
IPC (3件):
H03K 3/023 ,  H03K 3/354 ,  G06F 1/04
FI (4件):
H03K3/023 A ,  H03K3/354 D ,  H03K3/354 B ,  G06F1/04 301C
Fターム (9件):
5B079BC01 ,  5B079BC10 ,  5B079DD06 ,  5J043AA03 ,  5J043AA06 ,  5J043FF03 ,  5J043FF07 ,  5J043GG02 ,  5J043GG08
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る