特許
J-GLOBAL ID:200903091257065252

分子の配向が制御された合成樹脂フィルムの製造方法、およびその利用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人原謙三国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-194362
公開番号(公開出願番号):特開2006-044254
出願日: 2005年07月01日
公開日(公表日): 2006年02月16日
要約:
【課題】 分子の配向を制御させて寸法安定性をより向上させる合成樹脂フィルムの製造方法と、その代表的な利用技術とを提供する。【解決手段】 本発明では、合成樹脂フィルムの前駆体であるゲルフィルムについて、少なくとも1回、機械的送り方向に直行する方向全幅に対して、90°C以上350°C以下の温度範囲で加熱処理を施す。このとき、加熱処理前後におけるフィルムの搬送速度の比を、0.90を超え1.1未満の範囲に設定する。これにより、合成樹脂フィルムにおいてMD方向に分子を配向させることができる。本発明は、例えば、FPC等の電子部品用材料として好適なポリイミドフィルムの製造に用いることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
連続的に製造される合成樹脂フィルムの製造方法であって、 合成樹脂フィルムの前駆体であるゲルフィルムについて、少なくとも1回、機械的送り方向に直行する方向全幅に対して、90°C以上350°C以下の温度範囲で加熱処理を施す加熱工程と、 ゲルフィルムの機械的送り方向に直交する方向の両端部を固定する端部固定化工程と、を含み、 加熱処理前におけるフィルムの搬送速度をVX とし、加熱処理後のフィルムの搬送速度をVY としたときに、加熱処理前後におけるフィルムの搬送速度の比VX /VY を、 0.90<VX /VY <1.1 に設定することを特徴とする合成樹脂フィルムの製造方法。
IPC (3件):
B29C 41/24 ,  B29C 41/52 ,  B32B 15/08
FI (3件):
B29C41/24 ,  B29C41/52 ,  B32B15/08 J
Fターム (23件):
4F100AB01B ,  4F100AK49A ,  4F100AK49K ,  4F100EH46 ,  4F100EJ42 ,  4F100JK17 ,  4F205AA40 ,  4F205AC05 ,  4F205AG01 ,  4F205AG03 ,  4F205AH36 ,  4F205AR04 ,  4F205AR06 ,  4F205AR08 ,  4F205GA07 ,  4F205GB02 ,  4F205GC02 ,  4F205GC07 ,  4F205GN08 ,  4F205GN13 ,  4F205GN17 ,  4F205GN24 ,  4F205GW05
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (13件)
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