特許

J-GLOBAL ID：200903091325111683

非線形歪み補償方法及び非線形歪み補償回路

発明者： 長坂 浩行
出願人/特許権者： 三星電子株式会社
代理人 (1件)： 志賀 正武
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-083716
公開番号（公開出願番号）：特開2002-300223
出願日： 2001年03月22日
公開日（公表日）： 2002年10月11日
要約：

【要約】【課題】 高電力増幅器の入力電力レベルの全域にわたってACPR特性を改善すること。【解決手段】 歪み抽出部から歪み重畳部に至る帰還ループ内に設けられ入力された信号を通過させ、または阻止するスイッチ31、32と、高電力増幅器12の入力電力レベルを検出する検波器50と、検波器50の出力を取り込み、高電力増幅器の入力電力レベルが、該高電力増幅器における入力電力に対する隣接チャネル電力比の特性において、該特性が非線形歪み補償制御を行っている状態の方が該制御を停止した状態より劣化する電力レベル以下である場合にスイッチ31、32がオフ状態となるようにスイッチ31、32を制御する制御回路60とを有する。

請求項（抜粋）：

ベースバンド信号を直交変調した後、高電力増幅器により非線形高電力増幅する送信機で、前記非線形高電力増幅した変調信号から非線形歪み成分を抽出し、前記非線形歪み成分を位相調整した状態でベースバンド領域に直交復調し、前記ベースバンド領域の歪み成分の逆位相の歪み成分を前記ベースバンド信号に重畳することにより前記非線形高電力増幅する際に生じる非線形歪みを補償する非線形歪み補償方法であって、前記高電力増幅器の入力電力レベルが、該高電力増幅器における入力電力に対する隣接チャネル電力比の特性において、該特性が非線形歪み補償制御を行っている状態の方が該制御を停止した状態より劣化する電力レベル以下である場合には、前記ベースバンド領域の歪み成分の逆位相の歪み成分を前記ベースバンド信号に重畳する動作を停止させることを特徴とする非線形歪み補償方法。

IPC (4件)：

H04L 27/20 ,  H03F 1/32 ,  H04B 1/04 ,  H04L 27/36

FI (4件)：

H04L 27/20 Z ,  H03F 1/32 ,  H04B 1/04 R ,  H04L 27/00 F

Fターム (37件)：

5J090AA01 ,  5J090AA41 ,  5J090CA21 ,  5J090FA17 ,  5J090FA18 ,  5J090GN05 ,  5J090GN06 ,  5J090HA19 ,  5J090HA40 ,  5J090HN03 ,  5J090HN04 ,  5J090HN07 ,  5J090HN08 ,  5J090HN15 ,  5J090KA16 ,  5J090KA17 ,  5J090KA23 ,  5J090KA26 ,  5J090KA42 ,  5J090KA55 ,  5J090MA11 ,  5J090SA14 ,  5J090TA01 ,  5K004AA05 ,  5K004AA08 ,  5K004FE00 ,  5K004FF05 ,  5K004JE00 ,  5K004JF04 ,  5K060BB07 ,  5K060CC04 ,  5K060FF06 ,  5K060HH01 ,  5K060HH37 ,  5K060JJ16 ,  5K060KK06 ,  5K060LL24

引用特許：

出願人引用 (6件)

• 帰還増幅回路及びこれを適用した送信機
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-266069   出願人：日本電気エンジニアリング株式会社
• 線形送信回路
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-191170   出願人：富士通株式会社
• 電力増幅器
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-327232   出願人：富士通株式会社
• 特開平3-258125
  
• 線形補償回路
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-281254   出願人：松下電器産業株式会社
• 歪補償回路
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-093135   出願人：三菱電機株式会社