特許
J-GLOBAL ID:200903091523665007

エンジンの直接噴射式燃焼室

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 正二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-234822
公開番号(公開出願番号):特開2009-068354
出願日: 2007年09月11日
公開日(公表日): 2009年04月02日
要約:
【課題】低中負荷運転時の排気ガス性能を改善することができるエンジンの直接噴射式燃焼室を提供する。 【解決手段】基底部11の周面を、断面図上、その接線角度11αが底基準線14に対して20°〜45°の範囲に入る部分で構成するとともに、スワール室7の底壁面13から50%位置50Lを越えるキャビティ中心寄りの位置まで導出させ、起立部12の周面を、断面図上、その接線角度12αが底基準線14に対して45°〜90°の範囲に入る部分で構成するとともに、50%位置50Lと25%位置25Lとの間の領域内に位置させ、この起立部12の周面に直立状部分15を設け、この直立状部分15を、断面図上、その接線角度12αが底基準線14に対して60°〜90°の範囲に入る部分で構成することにより、50%位置50L周辺に燃料拡散空間16を形成した。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ピストン頂部(1)にキャビティ(2)を設け、キャビティ(2)の開口周縁部にスキッシュ面(3)を形成し、キャビティ(2)の内底中央部からシリンダ中心軸線と平行なキャビティ中心軸線(4)に沿って突部(5)を突出させ、この突部(5)の周囲で、キャビティ(2)の周壁面(6)に沿って円環形のスワール室(7)を設け、突部頂面(8)に燃料噴射ノズル(9)を対向させ、燃料噴射ノズル(9)からキャビティ(2)の周壁面(6)に向けて燃料(10)を噴射するようにした、エンジンの直接噴射式燃焼室において、 突部(5)を基底部(11)と起立部(12)とで構成し、基底部(11)を突出方向に向けて次第に径を縮める縮径形に形成し、起立部(12)を基底部(11)の突出端から起立させ、 キャビティ中心軸線(4)からキャビティ(2)の周壁面(6)の最外部までの半径を最外半径(100L)、キャビティ中心軸線(4)から最外半径(100L)の50%の距離にある位置を50%位置(50L)、25%の距離にある位置を25%位置(25L)とし、 キャビティ中心軸線(4)に沿う断面図上、キャビティ中心軸線(4)と直交してスワール室(7)の底壁面(13)と接する仮想線を底基準線(14)とし、 基底部(11)の周面を、上記断面図上、その接線角度(11α)が底基準線(14)に対して20°〜45°の範囲に入る部分で構成するとともに、スワール室(7)の底壁面(13)から50%位置(50L)を越えるキャビティ中心寄りの位置まで導出させ、起立部(12)の周面を、上記断面図上、その接線角度(12α)が底基準線(14)に対して45°〜90°の範囲に入る部分で構成するとともに、50%位置(50L)と25%位置(25L)との間の領域内に位置させ、この起立部(12)の周面に直立状部分(15)を設け、この直立状部分(15)を、上記断面図上、その接線角度(12α)が底基準線(14)に対して60°〜90°の範囲に入る部分で構成することにより、 上記50%位置(50L)周辺に起立部(12)の周面と基底部(11)の周面とスワール室(7)と燃料噴射ノズル(9)から噴射された燃料(10)に囲まれる燃料拡散空間(16)を形成した、ことを特徴とするエンジンの直接噴射式燃焼室。
IPC (2件):
F02B 23/06 ,  F02F 3/26
FI (5件):
F02B23/06 S ,  F02B23/06 W ,  F02B23/06 R ,  F02B23/06 L ,  F02F3/26 C
Fターム (6件):
3G023AA07 ,  3G023AB05 ,  3G023AC05 ,  3G023AD02 ,  3G023AD06 ,  3G023AD08
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • ディーゼルエンジン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-055592   出願人:本田技研工業株式会社
審査官引用 (2件)

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