特許
J-GLOBAL ID:200903091839006862

車両間通信方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-238516
公開番号(公開出願番号):特開2000-068895
出願日: 1998年08月25日
公開日(公表日): 2000年03月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 パケット送信の待ち時間を軽減し、または送信車両から同一の距離に複数の車両があっても、各車両からの応答を分離することができ、車間距離の測定を可能にするように、各車両の情報をパケット化して送受信し、基地局の管制なしに自律分散的に通信を行なう。【解決手段】 車両間通信において、チャネルセンスして空きチャンネルによりパケットの送信を行ない、使用中であれば待った後に所定の確率でパケットの送信を行なう。パケット送信制御部12が、パケットが送信されなかった回数に応じて、送信する確率を高くする。パケットを受信した車両内では、応答信号送信遅延時間を、所定の時間範囲内でランダムに設定して応答信号に付加して送信する。受信側の通信装置が、応答信号は固有拡散符号を受信し終ってから送信する。
請求項(抜粋):
複数の車両間で各車両の情報をパケット化して送信または受信し、自律分散的に通信を行なう車両間通信方法であって、(a) パケットを送信する車両において、自車の情報(d(t))を発生し、複数の車両に共通の拡散符号である共通拡散符号(PNc)を生成し、各車両に固有の拡散符号である固有拡散符号(PNa)を生成し、車両の情報を上記共通拡散符号(PNc)によって拡散して拡散帯域信号D(t)を生成し、上記拡散帯域信号と上記固有拡散符号から送信パケットを生成し、上記送信パケット信号を無線帯域信号に変換し、第1の周波数で送信し、(b) パケットを受信する車両において、無線帯域信号を受信して拡散帯域信号に変換し、上記共通拡散符号(PNc)を生成し、上記共通拡散符号を用いて上記受信拡散帯域信号を逆拡散して逆拡散信号を生成し、上記逆拡散信号から受信情報を復調し、上記受信拡散帯域信号から上記固有拡散符号を抽出し、上記他車情報復調手段により抽出された受信情報に基づいて応答信号の生成を行ない、上記固有拡散符号抽出手段により抽出された上記固有拡散符号を用いて上記応答信号生成手段により生成された応答信号を拡散して拡散応答信号を生成し、上記拡散応答信号を無線帯域信号に変換し、第2の周波数で送信し、(c) パケットを送信する車両において、さらに、無線帯域信号を受信して拡散帯域信号に変換し、これを、上記共通拡散符号(PNc)を用いて逆拡散し、上記逆拡散により得られた出力を用いて通信チャネルが使用中か否かを検出し、上記チャネルセンスの結果に基づいてパケットの送信および上記チャネルセンスを制御し、上記チャネルセンスの結果により、通信チャネルが空いていればパケットの送信を行ない、使用中であればチャネルセンスを継続させて通信チャネルが空くまで待った後に所定の確率でパケットの送信を行なうことを特徴とする車両間通信方法。
IPC (3件):
H04B 1/707 ,  H04L 12/28 ,  H04L 12/56
FI (3件):
H04J 13/00 D ,  H04L 11/00 310 B ,  H04L 11/20 102 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
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