特許
J-GLOBAL ID:200903091888490451

X線発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 利之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-059916
公開番号(公開出願番号):特開2001-250496
出願日: 2000年03月06日
公開日(公表日): 2001年09月14日
要約:
【要約】【課題】 カーボンナノチューブからなる冷陰極電子放出源を陰極として採用することによって、熱陰極を使用することに伴うさまざまな問題点を解消する。【解決手段】 電子銃ユニットはウェネルト12を備えており、このウェネルト12の内部に陰極14がある。陰極14は、陰極ベース22と、その表面に固定されたエミッタ24とからなる。エミッタ24は電子放出用の部材であって、カーボンナノチューブで作られている。この電子銃ユニット10に対向するようにターゲット16が配置されている。陰極14と引き出し電極18およびターゲット16とで作られる電界の作用でエミッタ24から放出された電子は、引き出し電極18で加速されて、さらに、ウェネルト12の窓20で絞られて、ターゲット16の表面に衝突し、X線を発生させる。
請求項(抜粋):
ウェネルトと、ウェネルトの内部に配置された陰極と、陰極に対向して配置されたターゲットとを備えるX線発生装置において、次の構成を備えるX線発生装置。(a)前記陰極のエミッタがカーボンナノチューブで構成されている。(b)前記陰極の近傍に引き出し電極が配置されている。(c)前記陰極と前記ターゲットの間に第1電源が接続されていて、この第1電源によって前記陰極の電位に対する前記ターゲットの電位が制御される。(d)前記陰極と前記ウェネルトの間に第2電源が接続されていて、この第2電源によって前記陰極の電位に対する前記ウェネルトの電位が制御される。(e)前記陰極と前記引き出し電極の間に第3電源が接続されていて、この第3電源によって前記陰極の電位に対する前記引き出し電極の電位が制御される。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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