特許
J-GLOBAL ID:200903092069044899

偏光素子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-335674
公開番号(公開出願番号):特開平11-167024
出願日: 1997年12月05日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】 樹脂上に設計通りの周期構造反射増加膜を製膜し、自然光を高い効率で直線偏光光に変換する偏光分離・変換型偏光素子を得る。これを用いることにより、高輝度あるいは消費電力を省力化した液晶表示装置を提供する。【解決手段】 直角三角形状の三角柱がアレイ状に配置されたシート状プリズムアレイにおいて、三角柱の斜面にガスバリア膜と低屈折率、高屈折率の薄膜からなる周期構造反射増加膜および直角プリズムの鉛直面に形成される1/2波長板から構成され、入射光が反射増加膜により偏光分離され、その反射光は、 p 偏光成分からなり、1/2波長板により偏光変換され、隣接のプリズム斜面で全反射し、ほぼ垂直に素子外に射出される。一方屈折光は p、s 偏光成分をほぼ同じ割合で有しプリズム外に射出される。これらの反射光、屈折光を偏光板を通してp偏光光のみにすることにより、入射自然光から50%以上の p 偏光光を得る。すなわち50%以上の透過率を得ることができ反射増加膜の設計により90%程度まで向上できる。
請求項(抜粋):
光硬化樹脂もしくは熱硬化樹脂からなる直角三角形状の三角柱がアレイ状に配列されたプリズムアレイシートの三角柱の斜面に低屈折率、高屈折率材料薄膜が交互に積層された多層反射増加膜と鉛直面に偏光面を90度変換する機能を有する偏光変調部からなる光学薄膜が形成されたプリズムシート状偏光分離・変換型偏光素子において、前記多層反射増加膜と前記プリズムアレイシート間にガスバリア膜を有することを特徴とする偏光素子。
IPC (5件):
G02B 5/30 ,  G02B 5/04 ,  G02B 5/26 ,  G02B 5/28 ,  G02F 1/1335 510
FI (5件):
G02B 5/30 ,  G02B 5/04 A ,  G02B 5/26 ,  G02B 5/28 ,  G02F 1/1335 510
引用特許:
審査官引用 (7件)
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