特許
J-GLOBAL ID:200903092126489665

電動式パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-126908
公開番号(公開出願番号):特開平10-315992
出願日: 1997年05月16日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 ABSの作動時等の車体の振動に対し、ステアリング系の振動を抑え、操舵フィーリングの悪化を防ぐ。【解決手段】 ABS作動時に発せられるABSコントローラ7からのABS制動信号をFEPSコントローラ1の粘性制動係数設定部1-32へ与える。粘性制動係数設定部1-32は、ABS制動信号がオンとされると、それまでのDoff に代えてDon(Doff <Don)を粘性制動係数Dとして粘性負荷算出部1-31へ出力する。これにより、算出される粘性負荷DnがABS非作動時のそれよりも大きくなり、ABS非作動時よりも大きな粘性負荷Dnで目標モータトルクT<SB>MT</SB>が補正される。この結果、ABS作動時のステアリング系振動を抑えるようにモータは作用する。
請求項(抜粋):
操舵速度,操舵トルクおよび実際のモータトルクから目標モータトルクを算出する目標モータトルク算出手段と、操舵状態および走行状態に応じ所定の粘性制動係数を用いて粘性負荷を算出する粘性負荷算出手段と、前記目標モータトルク算出手段により算出された目標モータトルクを前記粘性負荷算出手段によって算出された粘性負荷によって補正し、この補正された目標モータトルクに合致するように操舵力アシストモータのモータトルクを制御するモータ駆動手段と、車両の振動状態を示す信号に基づいて前記粘性負荷算出手段にて算出される粘性負荷を大とする粘性負荷増大手段とを備えたことを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
IPC (5件):
B62D 5/04 ,  B60T 8/00 ,  B62D101:00 ,  B62D117:00 ,  B62D137:00
FI (2件):
B62D 5/04 ,  B60T 8/00 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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