特許
J-GLOBAL ID:200903092429089635

ケーブルクレーンの自動運転システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-210530
公開番号(公開出願番号):特開平10-036074
出願日: 1996年07月22日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 熟練したオペレータがいない場合であっても、適正にケーブルクレーンを動作させることのできるケーブルクレーンの自動運転システムを提供すること。【解決手段】 本発明によれば、ケーブルクレーンの動作時において、第1位置検出手段21によりトロリー2の位置が検出される。次に、演算手段34によってトロリー2の位置から運搬対象物15の位置が検出される。すると、制御手段34が位置情報保有手段34からトロリー2の位置検出時刻に該当する運搬対象物15の位置情報を読み出して両者を対比し、更に、その対比結果に基づくケーブルクレーンのトロリー移動量及び/又はフックブロック8の上下動量を算出し、この算出結果に基づいてトロリー2及び/又はフックブロック8を移動させる。
請求項(抜粋):
高所間に張り渡された主索と、この主索に沿って張り渡された横行索に配置されるとともに、横行索の繰出又は巻取によって前記主索に沿って移動可能なトロリーと、前記トロリーに巻上索を介して懸架され、前記巻上索の繰出又は巻取によって自己に接続される運搬対象物が上下動可能なフックブロックとを含むケーブルクレーンの自動運転システムであって、前記ケーブルクレーンの動作開始時刻から動作終了時刻までの間における運搬対象物の位置情報を所定の時刻毎に保有する位置情報保有手段と、前記ケーブルクレーンの動作時における前記トロリーの位置を検出する第1位置検出手段と、前記第1位置検出手段によって検出された前記トロリーの位置から前記運搬対象物の位置を算出する演算手段と、前記演算手段によって前記運搬対象物の位置が検出された際に、前記第1位置検出手段によって前記トロリーの位置が検出された時刻に該当する時刻における運搬対象物の位置情報を、前記位置情報保有手段から読み出して前記運搬対象物の位置と対比するとともに、その対比の結果に応じた前記トロリーの移動量,及び/又は前記フックブロックの上下動量を算出し、この算出結果に基づいて前記トロリー及び/又は前記フックブロックを移動させる制御手段とを備えることを特徴とするケーブルクレーンの自動運転システム。
IPC (3件):
B66C 13/48 ,  B66C 13/22 ,  B66C 21/00
FI (3件):
B66C 13/48 L ,  B66C 13/22 Y ,  B66C 21/00 F
引用特許:
審査官引用 (4件)
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