特許
J-GLOBAL ID:200903092437266694

燃料電池システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 三好 秀和 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  川又 澄雄 ,  伊藤 正和 ,  高橋 俊一 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-218459
公開番号(公開出願番号):特開2008-041625
出願日: 2006年08月10日
公開日(公表日): 2008年02月21日
要約:
【課題】燃料電池内の水分を変化させる運転条件変更を行うことなく、またシステムの信頼性を損ねることなく、燃料電池の湿潤状態を正確に判定する。【解決手段】電流密度演算部20は、スタック電流センサ14及びアノード出口局所電流センサ13の計測値からスタック電流密度及びアノード出口局所電流密度を演算する。平均セル電圧演算部21は、スタック電圧から平均セル電圧を演算し、最低セル電圧演算部22は、セル電圧センサ17が検出した電圧から最低セル電圧を演算する。湿潤状態判定部23は、スタック電流密度、アノード出口局所電流密度、平均セル電圧、及び最低セル電圧に基づいて、燃料電池スタック2の湿潤状態が、乾燥、カソード水詰まり、アノード水詰まり、適正湿潤状態のいずれであるかを判定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
酸化剤ガス及び冷却液が並行流、これらに対して燃料ガスが対向流となる流路構造を持ち、燃料ガスが供給されるアノードと酸化剤ガスが供給されるカソードで固体高分子電解質膜を挟持した単セルを複数積層した燃料電池スタックと、 前記単セル毎の電圧または複数の単セルが直列接続されたセル群毎の電圧をカソード出口側で検出するセル電圧検出手段と、 燃料電池スタックの総電圧を検出する総電圧検出手段と、 前記総電圧から演算した平均セル電圧と前記セル電圧検出手段が検出した電圧から演算した最低セル電圧とに基づいて、平均セル電圧と最低セル電圧との差を演算するセル電圧差演算手段と、 燃料電池スタックのアノード出口側の局所電流を検出するアノード出口局所電流検出手段と、 燃料電池スタックの電流であるスタック電流を検出するスタック電流検出手段と、 前記アノード出口側の局所電流からアノード出口局所電流密度、前記スタック電流からスタック電流密度をそれぞれ演算する電流密度演算手段と、 前記平均セル電圧と前記最低セル電圧との差、及び前記スタック電流密度と前記アノード出口局所電流密度との比較結果に基づいて、燃料電池スタックの湿潤状態を判定する湿潤状態判定手段と、 を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/10
FI (5件):
H01M8/04 K ,  H01M8/04 H ,  H01M8/04 J ,  H01M8/10 ,  H01M8/04 Z
Fターム (8件):
5H026AA06 ,  5H026CX05 ,  5H026EE18 ,  5H027AA06 ,  5H027KK00 ,  5H027KK54 ,  5H027KK56 ,  5H027MM04
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る