特許
J-GLOBAL ID:200903092456274711

冷媒蒸発器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-351513
公開番号(公開出願番号):特開2000-179988
出願日: 1998年12月10日
公開日(公表日): 2000年06月30日
要約:
【要約】【課題】 凝縮水の排水性の改善と、フィン伝熱性能の向上とを両立させる。【解決手段】 上下方向に延びるように配置された断面偏平状のチューブ2において、空気流れ方向Aの途中部位に、凝縮水を下方へ案内する排水溝10を形成し、一方、コルゲートフィンにおいて排水溝10に対向する部位に隙間部53を形成し、この隙間部53によりコルゲートフィンを空気流れ方向Aの風上側の第1フィン51と風下側の第2フィン52とに分断する。風上側の第1フィン51の曲げ部5bの内側面角部5cを流れる凝縮水が両フィンの隙間部53に到達すると、凝縮水流路が遮断され、第1フィン51の風下端部付近に凝縮水が溜まって液膜Gを形成する。そして、この風下端部付近の凝縮水は、ルーバ開口部5eを通してチューブ2の排水溝10を通して下方へ排出できる。
請求項(抜粋):
冷媒が流れる断面偏平状の通路形状を持ち、この通路形状が上下方向に延びるように配置されるチューブ(2)と、このチューブ(2)の外表面に接合され、蛇行状に折り曲げられたコルゲートフィン(5)とを備え、このコルゲートフィン(5)には所定の角度で斜めにルーバ(5a)を切り起こし成形している冷媒蒸発器において、前記チューブ(2)における空気流れ方向(A)の途中部位に、凝縮水を下方へ案内する排水溝(10)を形成し、前記コルゲートフィン(5)において、前記排水溝(10)に対向する部位に隙間部(53)を形成し、この隙間部(53)により、前記コルゲートフィン(5)を前記空気流れ方向(A)の風上側の第1フィン(51)と風下側の第2フィン(52)とに分断することを特徴とする冷媒蒸発器。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • エバポレータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-318723   出願人:株式会社豊田中央研究所, 株式会社デンソー
  • 特開昭58-217195
  • 積層型熱交換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-271567   出願人:三菱重工業株式会社
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