特許
J-GLOBAL ID:200903092542049003

気象レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-060982
公開番号(公開出願番号):特開平9-257928
出願日: 1996年03月18日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】【課題】 従来の気象レーダ装置は、レドームに雨が降った場合に発生する水膜によって送信信号が減衰して放射される送信信号のレベルが低下し、雨滴より反射して帰ってくる受信信号のレベルが低下しても減衰量が把握できず、また正確な受信電力の強度が得られず観測範囲が狭くなるという問題点があった。【解決手段】 この発明に係るレーダ装置は、全方位の走査が可能なアンテナ2を覆い降雨等から保護するレドーム1と、アンテナを介して気象観測空間に電波を放射する送信信号及びパイロット信号を生成するとともに、気象観測空間からの受信信号を処理する送受信手段4と、受信信号をA/D変換し受信電力をディジタル信号で得る処理を行う信号処理手段5と、レドームの外側に設けられレドーム内からのパイロット信号を受信する補助アンテナ11と、補助アンテナが受信する晴天時と降雨時の受信電力の差を減衰量とし、その減衰量に応じてシステム利得を補正する補正手段とを備えたものである。
請求項(抜粋):
全方位の走査が可能なアンテナと、このアンテナを覆い降雨、降雪等から前記アンテナを保護するレドームと、前記アンテナを介して気象観測空間に電波を放射する送信信号及びパイロット信号を生成するとともに、気象観測空間からの受信信号を処理する送受信手段と、前記受信信号をA/D変換し受信電力をディジタル信号で得る処理を行う信号処理手段と、前記レドームの外側に設けられ前記レドーム内からのパイロット信号を受信する補助アンテナと、この補助アンテナが受信する晴天時と降雨時の受信電力の差を減衰量とし、その減衰量に応じてシステム利得を補正する補正手段とを備えたことを特徴とする気象レーダ装置。
IPC (5件):
G01S 13/95 ,  G01S 7/295 ,  G01S 7/40 ,  G01W 1/00 ,  G01W 1/10
FI (5件):
G01S 13/95 ,  G01S 7/295 Z ,  G01S 7/40 C ,  G01W 1/00 C ,  G01W 1/10 T
引用特許:
審査官引用 (6件)
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