特許
J-GLOBAL ID:200903092662824418

電子カメラ及び電子カメラの露光量制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-033401
公開番号(公開出願番号):特開平11-234553
出願日: 1998年02月16日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】測光時間の短縮化を図るとともに、スミアの影響のない適正な露光制御を可能にする。【解決手段】撮像手段から得られる電気信号に基づいて被写体の明るさを求め、その被写体の明るさが適正か否かを判別する(ステップS12)。被写体の明るさが所定の明るさ(スミア発生輝度)未満の場合には、前記求めた被写体の明るさに基づいて撮像手段における露光量を制御する。一方、被写体の明るさが、スミア発生輝度以上の場合には(ステップS24)、撮像素子に蓄積された信号電荷を垂直転送路に転送せずに該垂直転送路の電荷を読み出すことによりスミア量を検出し(ステップS26)、被写体の明るさを前記検出したスミア量に基づいて補正し(ステップS28)、この補正した被写体の明るさに基づいて撮像手段における露光量を制御する。
請求項(抜粋):
被写体を示す画像光を撮像素子の受光面に結像し、該撮像素子の受光面に結像された画像光を電気信号に変換する撮像手段と、前記撮像手段から得られる電気信号に基づいて前記被写体の明るさを求める測光手段と、前記測光手段によって求めた被写体の明るさが、該測光手段による測光精度に影響を及ぼすスミア量を発生する所定の明るさ以上か否かを判別する判別手段と、前記判別手段によって前記測光手段によって求めた被写体の明るさが前記所定の明るさ以上であることが判別されるときのみ、前記測光手段で求めた被写体の明るさに基づいて前記撮像素子に蓄積された信号電荷を垂直転送路に転送せずに該垂直転送路の電荷を読み出すことによりスミア量を検出するスミア検出手段と、前記判別手段によって前記測光手段によって求めた被写体の明るさが前記所定の明るさ以上であることが判別されるときのみ、前記測光手段によって求めた被写体の明るさを前記スミア検出手段で検出したスミア量に基づいて補正する補正手段と、前記測光手段によって求めた被写体の明るさ又は前記補正手段によって補正した被写体の明るさに基づいて前記撮像手段における露光量を制御する露光量制御手段と、を備えたことを特徴とする電子カメラ。
IPC (3件):
H04N 5/238 ,  G03B 7/091 ,  H04N 5/335
FI (4件):
H04N 5/238 Z ,  G03B 7/091 ,  H04N 5/335 Q ,  H04N 5/335 R
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 撮像装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-264073   出願人:オリンパス光学工業株式会社
  • 特開平2-125575
  • 垂直振幅調整回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-154447   出願人:松下電器産業株式会社
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