特許
J-GLOBAL ID:200903092671949924

車輛の駆動系統の構成要素用の磁気流動学的クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-054324
公開番号(公開出願番号):特開平11-311265
出願日: 1999年03月02日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 車輛の駆動系統構成要素で使用するための磁気流動学的クラッチアッセンブリを提供する。【解決手段】 車輛の駆動系統構成要素で使用するためのクラッチ120は、第1の複数のクラッチ部材150及びこれらのクラッチ部材と互い違いになった第2の複数のクラッチ部材156を含む。クラッチ部材は、平らなディスク状であるか或いは環体状のいずれかである。第1及び第2の複数のクラッチ部材は、第1及び第2の駆動部材122、164に夫々連結されており、磁気流動学的流体154で充填された密封チャンバ内に配置されている。隣接した電磁コイル及び鉄ハウジング構成要素が磁束を発生し、磁束をチャンバ内に集中する。電磁コイルに電気エネルギを加えると、磁気流動学的流体が高粘度の疑似固体になり、クラッチによるトルク伝達を促す。コイルへの電気エネルギを断つと、磁気流動学的流体は非粘性流体状態に戻り、クラッチ部材を離す。変調された適当な電気駆動信号を電磁コイルに与えることによって、変調(比例的又は段階的)トルク伝達が行われる。
請求項(抜粋):
車輛用トランスファーケース(16)において、入力部材(122、254)と、出力部材(164、302)と、前記入力部材とともに回転するように配置された第1の複数の円形クラッチ部材(150、276)と、前記出力部材とともに回転するように配置された、前記第1の複数の円形クラッチ部材と互い違いになった第2の複数の円形クラッチ部材(156、286)と、前記互い違いになった第1及び第2の複数のクラッチ部材間に配置された磁気流動学的流体(154)と、前記互い違いになった第1及び第2の複数のクラッチ部材と隣接して配置された磁束源(200、300)とを有する、ことを特徴とするトランスファーケース。
引用特許:
審査官引用 (6件)
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