特許
J-GLOBAL ID:200903092866846364

電気車両の漏電検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-307357
公開番号(公開出願番号):特開平11-218554
出願日: 1998年10月28日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【課題】 車両ボディの対地容量の影響を無くして、正確な漏電抵抗による漏電判定を行う場合、従来の漏電判定では、装置の簡易化のために、交流信号の電圧と電流の振幅を用いたアドミタンスが用いられており、漏電検出の精度を上げるためには周波数の低周波化が必要不可欠であるが、低周波化に伴う応答性の劣化や、コンデンサの大容量化といった課題があった。【解決手段】車両ボディと高圧電池パック3aとの間に交流信号1を印加して、交流信号の電圧vと電流iの振幅と位相関係からアドミタンスの抵抗成分を求め、その抵抗成分から漏電を検出する。
請求項(抜粋):
車両ボディから電池パックが直流的に絶縁されている電気車両の、漏電検出装置において、前記車両ボディと、前記電池パックの低圧側電位あるいは高圧側電位との間に単一周波数のf1ヘルツ正弦波信号の検知信号S1を供給する第1の交流信号発生手段と、前記交流信号発生手段と前記電池パックの低圧側電位あるいは高圧側電位との間を直流的に絶縁して、かつ交流的に接続する容量Cdのコンデンサと、前記検知信号S1の、前記コンデンサのいずれか一方の側の交流信号電圧を検出する第1の電圧検出手段と、前記検知信号S1の交流信号電流iを検出する第1の電流検出手段と、前記検知信号S1の交流信号電圧及び電流iの振幅から漏電アドミタンス|Y|を求めるアドミタンス算出手段と、前記検知信号S1の交流信号電圧及び電流iの位相差fを求める位相弁別手段と、前記アドミタンス|Y|と、前記位相差fから、前記アドミタンス|Y|の実数部を算出する抵抗成分算出手段と、前記抵抗成分と漏電判定の基準となる所定のしきい値を比較する比較手段とを備えたことを特徴とする漏電検出装置。
IPC (4件):
G01R 31/02 ,  B60L 3/00 ,  B60M 3/00 ,  G01R 27/02
FI (4件):
G01R 31/02 ,  B60L 3/00 N ,  B60M 3/00 E ,  G01R 27/02 A
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (10件)
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