特許
J-GLOBAL ID:200903092903006584

触媒を備えたプレート構造のマイクロ型反応器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 矢野 敏雄 ,  山崎 利臣 ,  久野 琢也 ,  アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  ラインハルト・アインゼル
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-504923
公開番号(公開出願番号):特表2006-523522
出願日: 2004年03月31日
公開日(公表日): 2006年10月19日
要約:
本発明は、不均一触媒式の反応の実施のためプレート構造若しくは層構造のマイクロ反応器(1)に関し、プレートは化学反応及び熱搬送のために設けられている。反応室内で内壁に触媒物質を施してあり、若しくは溝内に設けてあり、すべての室内にスペーサ部材(11)を設けてある。特にマイクロ反応器のスリット状の反応室は、内法寸法が1500マイクロメートルよりも小さく、かつ自由なスリット高さに対する自由なスリット幅の比が10乃至450の範囲である通路を備えている。
請求項(抜粋):
不均一触媒式の反応の実施のためのマイクロ反応器であって、垂直方向若しくは水平方向に並べてかつ互いにほぼ平行に配置された複数の室を有しており、該室は少なくとも1つの供給通路部及び排出通路部を有しており、この場合に供給通路部は少なくとも1つの分配ユニットに接続されており、かつ排出通路部は少なくとも1つの集合ユニットに接続されており、前記室は積み重ねられたプレート若しくは層によって形成されており、前記一方の部分の室は反応室を成しており、前記他方の部分の室は熱搬送室を成しており、反応室と熱搬送室との間の熱搬送は共有の少なくとも1つの室壁を介して行われるようになっており、前記室壁は共有の1つのプレートによって形成されており、前記すべての室内にスペーサ部材を配置してある形式のものにおいて、反応室の内壁に触媒物質を少なくとも部分的に塗布してあり、反応室内で自由な流過横断面の周囲長さの四倍の面積の商によって規定されている液体用直径は4000μmより小さく、有利には1500μ、理想的には500より小さくなっており、隣接のスペーサ部材間の垂直方向の最小の間隔と反応室の触媒による被覆の後のスリット高さとの間の比は、800よりも小さく、有利には450よりも小さく、理想的には100よりも小さく、かつ10よりも大きいか若しくは10と同じ値であることを特徴とする、触媒を備えたプレート構造のマイクロ型反応器。
IPC (7件):
B01J 19/00 ,  C07C 37/60 ,  C07C 39/04 ,  C01B 15/029 ,  C07D 301/06 ,  C07D 301/10 ,  C07D 303/04
FI (7件):
B01J19/00 321 ,  C07C37/60 ,  C07C39/04 ,  C01B15/029 ,  C07D301/06 ,  C07D301/10 ,  C07D303/04
Fターム (23件):
4C048AA01 ,  4C048BB02 ,  4C048CC01 ,  4C048UU03 ,  4C048XX02 ,  4G075AA03 ,  4G075AA13 ,  4G075AA39 ,  4G075AA62 ,  4G075AA63 ,  4G075BA05 ,  4G075BA06 ,  4G075BD14 ,  4G075CA54 ,  4G075CA57 ,  4G075FA05 ,  4G075FA08 ,  4G075FA12 ,  4H006AA02 ,  4H006AA04 ,  4H006AC42 ,  4H006BD81 ,  4H006BN30
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • ガス反応装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-013306   出願人:北辰工業株式会社, 富士通株式会社
  • ケミカルマイクロリアクタとその製造のための方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平10-536162   出願人:アトーテヒドイッチュラントゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング
  • 分散混合物を製造する方法および装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平10-532490   出願人:フォルシュングスツェントルムカールスルーエゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング, バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト
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