特許
J-GLOBAL ID:200903092990563290

樹脂成形方法及び樹脂成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高橋 祥泰 ,  岩倉 民芳 ,  高橋 祥起
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-128282
公開番号(公開出願番号):特開2008-279731
出願日: 2007年05月14日
公開日(公表日): 2008年11月20日
要約:
【課題】一対の型部の型締めを簡単に行うことができると共に、ゴム製の成形型に対してキャビティ内の熱可塑性樹脂を選択的に加熱することができる樹脂成形方法及び樹脂成形装置を提供すること。【解決手段】ゴム製の成形型2の一対の型部2Aの型合わせ面20におけるキャビティ21の周辺には、このキャビティ21の一部と連通する型締め用空間22が形成してある。樹脂成形装置1は、充填動作の前後又は充填動作中に圧力容器61内を真空状態から増圧して、圧力容器61内の圧力を型締め用空間22内の圧力よりも高くすることによって、一対の型部2Aの型開きを防止し、充填動作を行っているときには、成形型2を介して溶融状態の熱可塑性樹脂3に0.78〜2μmの波長領域を含む電磁波を照射し、この溶融状態の熱可塑性樹脂3を加熱する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ゴム製の成形型における複数の型部を組み合わせ、該型部同士の間の型合わせ面に形成したキャビティ内に熱可塑性樹脂を充填し、該熱可塑性樹脂を冷却して樹脂成形品を得る樹脂成形方法であって、 上記型合わせ面において上記キャビティの周辺に型締め用空間を形成し、上記成形型を圧力容器内に収容しておき、 該圧力容器内を減圧して上記キャビティ内及び上記型締め用空間内を真空状態にする真空工程と、上記真空状態のキャビティ内に溶融状態の熱可塑性樹脂を充填する充填工程と、上記キャビティ内の熱可塑性樹脂を冷却して樹脂成形品を得る冷却工程とを行うに際し、 上記充填工程の前後又は上記充填工程中に上記圧力容器内を真空状態から増圧して、該圧力容器内の圧力を上記型締め用空間内の圧力よりも高くすることによって、上記複数の型部の型開きを防止し、 また、上記充填工程中には、上記成形型を介して上記熱可塑性樹脂に0.78〜2μmの波長領域を含む電磁波を照射し、該熱可塑性樹脂を加熱することを特徴とする樹脂成形方法。
IPC (2件):
B29C 45/73 ,  B29C 45/34
FI (2件):
B29C45/73 ,  B29C45/34
Fターム (12件):
4F202AJ05 ,  4F202AM26 ,  4F202AM28 ,  4F202CA11 ,  4F202CB01 ,  4F202CK90 ,  4F202CL01 ,  4F202CN01 ,  4F202CN21 ,  4F202CN24 ,  4F202CP01 ,  4F202CP07
引用特許:
出願人引用 (8件)
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