特許
J-GLOBAL ID:200903093241895649

真空断熱材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 金山 聡 ,  深町 圭子 ,  伊藤 英生 ,  藤枡 裕実 ,  後藤 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-201542
公開番号(公開出願番号):特開2008-023932
出願日: 2006年07月25日
公開日(公表日): 2008年02月07日
要約:
【課題】 エチレン-ビニルエステル共重合体ケン化物フィルムへのプラズマエッチングによる影響を改善し、その黄変、弱界面層の形成を防止し、エチレン-ビニルエステル共重合体ケン化物フィルムと無機酸化物からなる薄膜層との密着強度等を改良し、その密着性に優れ、かつ、ガスバリア性に優れ、更に、これを使用した真空断熱材を構成する外装容器を提供する。【解決手段】 ガスバリア層を有する積層材からなる外装容器の内部に、断熱芯材を充填し、その内部を真空排気してなる真空断熱材において、上記のガスバリア層が、エチレン含有量20〜65モル%、ビニルエステル成分のケン化度90モル%以上のエチレン-ビニルエステル共重合体ケン化物フィルムの一方の面に、化学気相成長法による第1の炭素含有酸化珪素層と第2の炭素含有酸化珪素層とを順次に積層した積層体からなることを特徴とする真空断熱材に関するものである。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ガスバリア層を有する積層材からなる外装容器の内部に、断熱芯材を充填し、その内部を真空排気してなる真空断熱材において、 上記のガスバリア層が、エチレン含有量20〜65モル%、ビニルエステル成分のケン化度90モル%以上のエチレン-ビニルエステル共重合体ケン化物フィルムの一方の面に、化学気相成長法による第1の炭素含有酸化珪素層と第2の炭素含有酸化珪素層とを順次に積層した積層体からなり、 更に、上記の第1の炭素含有酸化珪素層が、製膜出力3.0kW〜5.0kWの範囲内からなる化学気相成長法による非バリア性炭素含有酸化珪素層であってプラズマエッチング保護機能を有し、 かつ、下記の式より得られる上記の第1の炭素含有酸化珪素層を設けたエチレン-ビニルエステル共重合体ケン化物フィルムの黄色度(YIa )とし、同じく下記の式より得られる上記のエチレン-ビニルエステル共重合体ケン化物フィルムの黄色度(YIb )とした場合、黄色度ΔYI(YIa -YIb )<1.0を満たし、 また、上記の第2の炭素含有酸化珪素層が、化学気相成長法によるバリア性薄膜層からなることを特徴とする真空断熱材。 黄色度(YI):YI=100(1.28X-1.06Z)/Y (ただし、式中、X、Y、Zは、CIE-XYZ表色系の3色刺激値X、Y、Zを表す。)
IPC (2件):
B32B 9/00 ,  B32B 27/28
FI (2件):
B32B9/00 A ,  B32B27/28 102
Fターム (19件):
4F100AA20B ,  4F100AA20C ,  4F100AA20K ,  4F100AK21A ,  4F100AK70K ,  4F100BA03 ,  4F100BA07 ,  4F100BA10A ,  4F100BA10C ,  4F100BA25 ,  4F100EH66B ,  4F100EH66C ,  4F100GB43 ,  4F100JD03 ,  4F100JD04 ,  4F100JM02B ,  4F100JM02C ,  4F100JN30A ,  4F100YY00A
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭63-233284号公報(特許請求の範囲等)
  • 特開昭63-279083号公報(特許請求の範囲等)
  • 断熱構造体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-257123   出願人:サンエー化学工業株式会社
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審査官引用 (4件)
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