特許
J-GLOBAL ID:200903093511148638

塗工紙

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-296177
公開番号(公開出願番号):特開2007-197888
出願日: 2006年10月31日
公開日(公表日): 2007年08月09日
要約:
【課題】資源を再利用して低コストで製造され、紙粉刷版汚れ、印刷白抜けが少なく、高耐水性でインク吸収性にも優れ、嵩高性を有し、不透明度に優れて裏抜けが少なく、例えばオフセット印刷に好適に使用し得る塗工紙を提供すること。 【解決手段】原紙の少なくとも片面に、顔料とバインダーとを主成分とする塗工剤により塗工層が形成され、バインダーがアニオン性、両性又はノニオン性であり、古紙処理工程から排出される脱墨フロスを主原料とし、該主原料を脱水工程、乾燥工程、焼成工程及び粉砕工程に供し、該焼成工程において焼成凝集させた、塗工紙表面のX線マイクロアナライザーによる元素分析において、その再生粒子凝集体の構成成分中に、酸化物換算で、CaとSiとAlとが20〜82:9〜40:8〜40の質量割合で含まれている再生粒子凝集体が、塗工剤用の顔料として塗工されたことを特徴とする塗工紙。 【選択図】なし
請求項(抜粋):
原紙の少なくとも片面に、顔料とバインダーとを主成分とする塗工剤により塗工層が形成された塗工紙であって、 前記バインダーがアニオン性バインダー、両性バインダー又はノニオン性バインダーであり、 古紙処理工程から排出される脱墨フロスを主原料とし、該主原料を脱水工程、乾燥工程、焼成工程及び粉砕工程に供し、該粉砕工程後に粒子を凝集させる工程に供することなく得られた再生粒子凝集体が、少なくとも前記塗工剤用の顔料として含有され、 塗工紙表面のX線マイクロアナライザーによる元素分析において下記組成とする、前記再生粒子凝集体が塗工された、 ことを特徴とする塗工紙: (組成) 前記塗工紙表面のX線マイクロアナライザーによる元素分析において、前記再生粒子凝集体の粒子構成成分に、酸化物換算で、カルシウムとケイ素とアルミニウムとが、20〜82:9〜40:8〜40の質量割合で含まれている。
IPC (2件):
D21H 19/38 ,  D21H 17/01
FI (2件):
D21H19/38 ,  D21H17/01
Fターム (28件):
4L055AC02 ,  4L055AC09 ,  4L055AG11 ,  4L055AG16 ,  4L055AG17 ,  4L055AG18 ,  4L055AG47 ,  4L055AG48 ,  4L055AG63 ,  4L055AG74 ,  4L055AG76 ,  4L055AG89 ,  4L055AG97 ,  4L055AG98 ,  4L055AG99 ,  4L055AH01 ,  4L055AH02 ,  4L055AH18 ,  4L055AH37 ,  4L055BC17 ,  4L055BE08 ,  4L055BG04 ,  4L055EA04 ,  4L055EA13 ,  4L055EA16 ,  4L055EA32 ,  4L055FA30 ,  4L055GA19
引用特許:
出願人引用 (16件)
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審査官引用 (10件)
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