汚水処理装置の設置方法

発明者： , , ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (1件)：野河信太郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-014502
公開番号（公開出願番号）：特開2002-210472
出願日： 2001年01月23日
公開日（公表日）： 2002年07月30日
要約：

【要約】【課題】設置時に、電極の交換時期を報知するための報知部が誤作動するおそれを防止することのできる汚水処理装置の設置方法を提供する。【解決手段】汚水処理装置1は、電解槽4及び電極ユニット5を備えてなる。このような汚水処理装置1が組み込まれた浄化槽を庭などに埋設状に設置する場合に、浄化槽を定位置に沈下させるために、浄化槽の各槽は、最初、汚水の代わりに水道水で満たされる。そして、単位時間当たりの溶出イオン量を一定にするために電流値を一定にした電気分解装置の試運転が行われる。すると、電極の交換時期を報知するための警報ランプが誤って点灯する。ここで、電解槽4に塩化ナトリウムを例えば2〜3gずつ複数回に分けて投入する。すると、水道水の電気伝導度が一定値まで上昇して電極に電流が流れやすくなり、出力電圧は一定値に下がり、警報ランプが消灯する。

請求項（抜粋）：

汚水を収納するための汚水収納槽と、この汚水収納槽に設けられ、汚水中のリン酸を除去するための鉄イオンまたはアルミニウムイオンを電気分解により溶出する少なくとも一組の電極と、これらの電極に電解用電流を供給するための電源と、電極間電圧を検出する検出部と、この検出部の検出結果から電極の交換時期を報知するための報知部とを備えてなる汚水処理装置の設置方法であって、汚水を収納する前に水が収納された前記汚水収納槽に電解質物質を投入してその汚水収納槽における水の電気伝導度を上げ、電極に電流を流れやすくさせ、それによって報知部の誤作動を防止する電解質物質投入ステップを備えていることを特徴とする汚水処理装置の設置方法。

IPC (2件)：

C02F 1/46 ZAB , C02F 1/58

FI (2件)：

C02F 1/46 ZAB Z , C02F 1/58 R

Fターム (19件)：

4D038AA08 , 4D038AB46 , 4D038AB47 , 4D038BA04 , 4D038BB10 , 4D061DA08 , 4D061DB18 , 4D061EA02 , 4D061EB01 , 4D061EB04 , 4D061EB27 , 4D061EB28 , 4D061EB37 , 4D061EB38 , 4D061ED12 , 4D061ED13 , 4D061GA14 , 4D061GA21 , 4D061GB30

引用特許：

出願人引用 (6件)

汚水処理装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平9-065086 出願人：三洋電機株式会社
エマルジョン廃液の処理方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-328441 出願人：住友軽金属工業株式会社
水処理装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平7-187359 出願人：ダイキン工業株式会社, 岸岡俊

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