特許
J-GLOBAL ID:200903093625532926
水素吸蔵合金および水素吸蔵合金の熱処理方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
横井 幸喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-335701
公開番号(公開出願番号):特開2004-169102
出願日: 2002年11月19日
公開日(公表日): 2004年06月17日
要約:
【課題】BCC構造の主相とするTiCrV系水素吸蔵合金の活性化や水素吸放出の反応速度の増加、水素吸蔵量の増加等の合金特性を改善する。【解決手段】式TiaCrbVcMdで、低温平衡相のC15Laves相を含み、主相がBCC構造の水素吸蔵合金を溶製後、1200°C〜融点、不活性ガス気中又は還元ガス気中又は真空下で1〜24時間の均質化熱処理し、不活性ガス気中又は還元ガス気中又は真空下で10°C〜200°C/時間の冷却速度でBCC構造相とC15Laves相の混相領域にまで降温する熱処理を行う。ただし、aは20〜45原子量%、bは30〜70原子量%、cは5〜45原子量%、dは0〜15原子量%、MはFe,Al,Cu,Ni,Moの一種又は二種以上。【効果】急冷処理等の為の設備投資や合金製造コストの増大を伴うことなくTiCrV系水素吸蔵合金の合金特性が改善される。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
式:TiaCrbVcMdで表され、低温平衡相としてC15Laves相を含み、主相がBCC構造からなるとともに、合金結晶粒内の針状α-Tiの析出量が2体積%以下であり、前記C15Laves相のうちの80体積%以上が結晶粒界上に存在することを特徴とする水素吸蔵合金。
ただし、aは20〜45原子量%、bは30〜70原子量%、cは5〜45原子量%、dは0〜15原子量%範囲に設定され、MはFe、Al、Cu、Ni、Moの一種又は二種以上である。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (10件):
5H050AA19
, 5H050BA14
, 5H050CB18
, 5H050FA19
, 5H050GA02
, 5H050GA27
, 5H050HA02
, 5H050HA07
, 5H050HA14
, 5H050HA20
引用特許: