特許
J-GLOBAL ID:200903093887123040

アセトアルデヒドが低減された容器及びその成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-129599
公開番号(公開出願番号):特開平11-207809
出願日: 1998年04月22日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 加熱時間を大幅に短縮しながらもアセトアルデヒドを低減することができる容器及びその成形方法を提供すること。【解決手段】 アセトアルデヒド現出量を低減できる容器の成形方法は、プリフォーム(10)を一次ブロー成形品(12)に延伸ブロー成形する一次ブロー成形工程と、一次ブロー成形品(12)に対しアセトアルデヒドを低減させる処理を行うアセトアルデヒド低減工程と、このアセトアルデヒドの低減された一次ブロー成形品(12を最終容器(14)に延伸ブロー成形する最終ブロー成形工程とを有する。一次ブロー成形工程では、大きさが最終容器(14)より大きく、延伸された胴部の平均肉厚が最終容器の胴部の平均肉厚よりも薄い0.3mm以下の一次ブロー成形品(12)を成形する。アセトアルデヒド低減工程では、一次ブロー成形品(12)の薄肉の胴部を比較的短時間にて高温で加熱する。この結果、内壁からのアセトアルデヒドの現出量を低減させた最終容器(14)が成形される。
請求項(抜粋):
プリフォームを一次ブロー成形品に延伸ブロー成形する一次ブロー成形工程と、前記一次ブロー成形品に対しアセトアルデヒドを低減させる処理を行うアセトアルデヒド低減工程と、このアセトアルデヒドの低減された一次ブロー成形品を最終容器に延伸ブロー成形する最終ブロー成形工程と、を有し、前記一次ブロー成形工程で、大きさが前記最終容器より大きく、延伸された胴部の平均肉厚が前記最終容器の胴部の平均肉厚よりも薄い0.3mm以下の一次ブロー成形品を成形し、前記アセトアルデヒド低減工程は、前記一次ブロー成形品の薄肉の前記胴部を高温で加熱する工程を有し、それにより、内壁からのアセトアルデヒドの現出量を低減させた最終容器を成形することを特徴とする容器の成形方法。
IPC (6件):
B29C 49/64 ,  B29C 49/08 ,  B29C 49/18 ,  B65D 1/09 ,  B29K 67:00 ,  B29L 22:00
FI (4件):
B29C 49/64 ,  B29C 49/08 ,  B29C 49/18 ,  B65D 1/00 C
引用特許:
審査官引用 (15件)
全件表示

前のページに戻る