特許
J-GLOBAL ID:200903094040270051

インクジェット式記録ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-324821
公開番号(公開出願番号):特開平11-157062
出願日: 1997年11月26日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 圧電体能動部の圧力発生室の周壁近傍での割れ等を防止し、耐久性を確保することができるインクジェット式記録ヘッドを提供する。【解決手段】 ノズル開口に連通する圧力発生室12の一部を構成する振動板表面に圧電体層70及び上電極80からなる圧電体能動部320を有する圧電振動子を備え、この圧電体能動部320は少なくとも一端部に圧力発生室12に対向する領域と圧力発生室12の長手方向端部の周壁に対向する領域との境界を横切る連結部321とを有し、圧力発生室12の長手方向端部の少なくとも連結部321が設けられた側に、この端部近傍の少なくとも圧電体能動部320を覆って振動板の振動を規制する振動規制層を備えたことにより、圧力発生室12の境界近傍に対向する領域での振動板の振動が抑えられ、クラック等の破壊が防止され、耐久性が向上する。
請求項(抜粋):
ノズル開口に連通する圧力発生室の一部を構成し且つ少なくとも上面が下電極として作用する振動板と、該振動板の表面に形成された圧電体層及び該圧電体層の表面に形成された上電極からなり且つ前記圧力発生室に対向する領域に形成された圧電体能動部とからなる圧電振動子を備え、前記圧電体能動部の少なくとも一端部に前記圧力発生室に対向する領域と当該圧力発生室の長手方向端部の周壁に対向する領域との境界を横切る連結部を有するインクジェット式記録ヘッドにおいて、前記圧力発生室の長手方向端部の少なくとも前記連結部が設けられた側に、当該端部近傍の少なくとも前記圧電体能動部上に積層されて前記振動板の振動を規制する振動規制層を有することを特徴とするインクジェット式記録ヘッド。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
引用特許:
審査官引用 (6件)
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