特許
J-GLOBAL ID:200903094178914553

電磁弁及びそれを用いた電子制御エンジンマウント装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-092193
公開番号(公開出願番号):特開平10-281329
出願日: 1997年04月10日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 非通電時に大気圧側を確実に閉塞し負圧を通過できる電磁弁を構築し、負圧式アクティブコントロールエンジンマウント(V-ACM)におけるエンジンシェイクの低減及び消費電力を低減すること。【解決手段】 ECU60にてエンジンがアイドル運転状態でないときにはVSV(電磁弁)10が非通電とされ、V-ACM40の空気室A内の圧力がエンジン側から供給される所定の負圧に保持される。これにより、V-ACM40では空気室Aの容積がなくなり、振動入力に応じて変形する主液室Xより絞り流路Zを経て副液室Yへ非圧縮性流体が流通され、絞り流路Zの液柱共振効果により低周波数帯域でのエンジンシェイクが低減される。また、エンジンがアイドル運転状態でない時間は全運転時間に対する割合が極めて高いためVSV10に対する消費電力が大きく低減される。
請求項(抜粋):
通電を受けて磁力を発生するコイルと、前記コイルの発生する磁力により磁化されると共に、内部を貫通し所定の負圧を供給する負圧導入通路を有する固定鉄心と、前記固定鉄心に位置決め固定され、内部を貫通し前記固定鉄心の前記負圧導入通路と連通される負圧通路及びその先端に弁座を有する規制部材と、前記規制部材の前記負圧通路に対向して大気圧を供給し、先端に弁座を有する大気圧導入通路と、前記規制部材の前記負圧通路と前記大気圧導入通路とに設けられた両弁座の間に介在され、前記大気圧導入通路の弁座に当接することで前記大気圧導入通路を閉塞し前記負圧導入通路と常時開状態の流体通路とを連通し、前記規制部材の前記負圧通路の弁座に当接することで前記負圧導入通路を閉塞し前記大気圧導入通路と前記流体通路とを連通する弁体と、前記弁体を前記規制部材と前記大気圧導入通路とに設けられた両弁座の間で変位自在に支持する可撓性の支持部材と、前記規制部材または前記固定鉄心に対して前記弁体が前記大気圧導入通路の弁座に当接する方向へ前記支持部材を付勢する付勢部材と、前記支持部材に支持され前記固定鉄心とエアギャップを有して対向し、前記コイルが通電されたときに、前記付勢部材の付勢力に抗して前記弁体が前記規制部材の弁座に当接する位置まで前記固定鉄心側へ吸引される可動鉄心とを具備し、前記コイルに通電されないとき、前記負圧導入通路と前記流体通路との連通状態が保持されることを特徴とする電磁弁。
IPC (2件):
F16K 31/06 310 ,  B60K 5/12
FI (2件):
F16K 31/06 310 A ,  B60K 5/12 F
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-161712   出願人:株式会社ブリヂストン
  • 特開昭62-113977
  • 特開平2-240474
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